世の中には同じ車でも、2WDと4WDの駆動形式が用意されているモデルもあります。
ekワゴンにも、もちろん2WDと4WDが存在します。
簡単に見分けがつくものや、車自体をみなくても判断ができる車種なんてものもあります。
2WDでも十分だったり、4WDじゃないと冬の雪道に不安が残ったり、地域によってどちらが良いかは変わってきますよね。
無駄に4WDを選んでしまって後悔したり、本当は4WDが必要なのに2WDを選んでしまったりしないよう、今回はekワゴンの見分け方や選び方について解説します。
ekワゴンの4WDの見分け方
ekワゴンの4WDの見分け方は一つしかありません。
後方から車の下回りをのぞき込んでください!!
リヤ左タイヤとリヤ右タイヤの真ん中に、丸っこい球のようなものが付いていたら4WDです!
4WD用のリヤディファレンシャルという部品がついているので、それで判別できます。
車種によっては、リヤハッチやトランクに4WDやAWDと書いてあり、そこで判別ができます。
また、型式自体が違う場合もあります。
たとえば、スズキのスイフトはZCとZDで判別ができますし、ダイハツの場合はLA300Sに対してLA310Sと型式を変化させています。
ですが、ekワゴンの場合はどちらにも違いがないので見分けづらいのですよね!
ekワゴンの2WDと4WD切り替えのやり方
残念ながら、ekワゴンはフルタイム4WDの車両なので任意で切り替えをすることはできません!
こちらも、車種によっては任意に2WDと4WDを切り替える事ができるものもあります。
トヨタはボタンで切り替えできる車種が多いですね!
雪が少しでも降るなら4WDが良い??
豪雪地帯でもない限り、4WDは不要です!
たしかに雪道では2WDよりも4WDの方が安全に発進できますし、スタックもしづらいです。
ですが、4WDの威力を発揮できる状況ではない時、ただの重りになってしまいます。
また、駆動ロスも大きいため重さも相まって燃費の面では劣ってしまいます。
具体的に申しますと、現行B33W型の場合で重量が60kg増え、燃費がリッター3kmも悪化します。
常に人間が一人乗っている状態で、燃費が21.2km/Lから18.2km/Lになります。
とても大きな数字ですよね?!
他にも、部品が多いという事はそれだけ故障する部分が増えるのです。
力を伝えているプロペラシャフトにガタが発生したり、リヤディファレンシャルからオイル漏れが発生したりします。
雪道での安心感はありますが、デメリットもたくさんありますので、選ぶ際は十分気を付けてくださいね。
ちなみに、筆者は雪国に住んでおりますが、豪雪地帯ではないので2WDに乗っています。
今まで困った事もありません!!
ekワゴンの4wdの見分け方【まとめ】
ekワゴンの4WDは見分けづらい事と、4WDはメリット以上のデメリットがあることをお分かりいただけたと思います。
たしかに、4WDなら雪道も安心です。
ですが、その安心って発進時とスタックがしにくい、という部分だけなのですよね。
アイスバーンでブレーキをかけて止まる時。
凍った道でカーブを曲がる時。
その時は2WDも4WDも関係ありません。
安心を得る事ができるのは動きだす時だけなのです!
2WDでもekワゴンのような前輪駆動車の場合は雪道でも意外と走れます。
もちろん豪雪地帯の場合は4WDの方が良いと思います。
ただ、平野部などで積もっても60cmくらいの地域であれば2WDでも十分だと思います。
4WDの必要性とデメリットを天秤にかけて、適切な駆動形式のekワゴンを選びましょう!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!