自動車を長持ちさせるにはエンジンオイルが重要だと言われますよね。
コンスタントにエンジンオイル交換されている場合は良いのですが、長期交換していないとなると心配になりますよね。
今回は、エンジンオイルを2年間変えないまま走行した場合にどうなってしまうのか、また年数や走行距離からエンジンオイルの交換目安の紹介をしていきます。
Contents
エンジンオイルの役割
まず初めに触り程度ではありますが、エンジンオイルの役割について解説していきます。
・密閉効果
・潤滑効果
・洗浄効果
・冷却効果
があります。
細かく分類するともう少し項目が増えるのですが、触りなので割愛します。
エンジンオイルを長期間変えていないとオイルが劣化し、上の項目の効果がだんだんと薄れていきます。
エンジンオイルを2年間変えないとどうなるのか
2年間エンジンオイルを交換しないとどういった症状がでてくるのかを紹介していきます。
エンジンの寿命が縮む
オイル交換を怠るとエンジンの寿命が縮みます。
理由としては潤滑性能が落ち金属部品の摩耗が進みエンジン内部の部品が摩耗して、気密性が保てなくなるためです。
燃費が落ちエンジン性能が十分に発揮されなくなる
こちらも潤滑性能が落ち、ピストンに負荷がかかりピストンを摺動させる為に力を多く使用しなければいけないためパワーロスが生じます。このパワーロスが原因で燃費が悪くなります。
また、内部部品の摩耗とエンジンオイルの劣化により気密性が保てなくなることによるパワーロスも生じます
もっと症状がひどくなると
オイルランプが点灯する
こちらはエンジンオイルが限界のサインなので早急にエンジンオイルを交換しましょう。
エンジンが焼き付く
この症状はオイルランプの点灯を無視しし続けると起こってしまいます。
潤滑効果がほとんどなくなり、金属同士の摩擦から熱が発生し、エンジンの温度が上昇しすぎてしまいピストンが焼き付いてしまいます。
この症状は本当に危険で大事故に繋がる可能性があるので十分注意しましょう。
また、エンジンが焼き付いてしまうとかなりの出費が出てしまいますので、これも避けたいところですね。
エンジンオイルの交換目安
上記の項目で適度にエンジンオイルを適度に交換しないといけない理由がわかったと思います。
この項目ではエンジンオイルの交換時期の目安を紹介します。
一般的には、5000~10000Kmに一回または半年に一回が目安とされています。
ターボのついた車や高速走行が多い方はエンジンオイルの劣化の進みも早いため、5000Kmに一回を目安とした方が良いです。
ここで何故キロ数と年数二つの交換目安が出てきたのかと申しますと、エンジンオイルの劣化の仕方に問題があります。
エンジンオイルの劣化の要因は様々で、エンジンの熱による劣化や、空気に触れることでオイルが酸化し劣化、その他にもエンジンと外気温の温度差により、エンジン内部で結露が発生し水分がエンジンオイルに溶け込み劣化することもあります。
もちろん自動車の使用頻度が高いほどエンジンオイルの劣化が進みますが、自動車に乗らなくてもエンジンオイルは劣化していくため距離数と年数での目安が設けられています。
エンジンオイルを2年間変えていない車は壊れる?【まとめ】
私自身もスポーツカーを所有していた経験があり、エンジンオイルには気を使っていました。
私の場合は、半年かからず5000Kmに達してしまう事と高速走行が多く、MT車だったのでエンジンを高回転まで回すことが多く、交換頻度は5000Kmに一回でした。
また年式の古い車や走行距離が多い車はエンジン内部部品の劣化が進んでいる事が考えられるため、エンジンオイルに気を使ってあげると車も長持ちすると思います。
エンジンオイルを交換すると車の調子が上がるだけでなく運転手の心もリフレッシュされるので皆様も適度なオイル交換をお勧めします。