フリードの荷室は工夫次第でこんなに広くなる!アレンジの仕方を検証!
フリードといえばコンパクトミニバン市場でトップシェアを誇る人気車種です。
特徴は1500CCでコンパクトサイズでありながら、車高が高く低床であり乗り降りがし易く、最大7人乗車できる室内空間の広さが売りです。
乗車人数はもとより荷室も広くとられており、様々なパターンのシートアレンジによりいろんなサイズの荷物を載せる事が可能となります。
アレンジ無しでそのままであっても荷室は十分確保されていますが、様々なシチュエーションに対応出来るように作られているフリード。
この記事ではフリードの荷室を工夫次第でさらに広くする仕方を紹介していきます。
フリードとフリード+の荷室比較、シートアレンジを紹介しながらどのような荷物が積めるのかを検証していきます。
結論からいうと、背の高い荷物を積むのに適しているのはフリード。
長さのある荷物を積むのに適しているのはフリード+。
それぞれを細かく検証していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
フリードの荷室を工夫したい
荷室の広さ比較
・フリード
開口部地上高 480mm
開口部最大幅 1080mm
ラゲッジスペース高さ 1255mm
シートアレンジをしていない状態で3列目シートをそのまま使用した場合の荷室の長さは全長250mmです。
・フリード+
開口部地上高 335mm
開口部最大幅 1080mm
ラゲッジスペース高さ 1300mm(ラゲッジボードを外した場合)
シートアレンジをしていない状態での荷室の長さは全長870mmです。
それぞれを比較すると開口部の高さ、幅は同じで開口地上高がフリード+の方が145mm低くなっています。
これはフリード+の方がより低床で荷物の積み下ろしや乗り降りがし易いという事になります。
そしてフリード荷室は一つの箱に対して、フリード+は上下を隔てるデッキボードが付いており普段は荷物を分けて積む仕様ですが、このボードを外せばフリードと同じように一つの箱として使用できます。
デッキボードを外した場合のラゲッジスペースの高さはフリードよりもフリード+の方が45mm高くなりますが、これはほぼ差はないといった感じです。
大きく違うのはシートアレンジをしていない状態での荷室の長さがフリードよりもフリード+の方が620mmも長いという事です。
これはフリードが3列シートに対し、フリード+が2列シートで最大乗車人数が5人になった代わりに荷室スペースを広くとっているからです。
シートアレンジをしていない状態で荷室スペースだけをみると、フリードよりもフリード+の方が勝っていますね。
ではフリードの荷室は工夫次第で広くなるのか検証していきましょう。
シートアレンジ比較
・フリード(7人乗り)
3列目シートを両方跳ね上げると奥行最大約1000mmになりますので、ベビーカー、クーラーボックス、6本入りの2Lのペットボトルケース4箱ぐらいは工夫次第で入ります。
3列目シートを両方跳ね上げ、2列目シートを折りたたんで前傾させると奥行最大約1400mmになりますので、自転車、ゴルフバッグ、スノーボード、タープ、テント、釣り竿等が入ります。
フリードの荷室は工夫次第で様々な荷物を積めます。
特に2列目シートを折りたたむとフラットとしては使えないですが荷室底面を最大限有効利用できるので奥行、高さともに十分なスペースが生まれます。
サイクリング、ゴルフ、キャンプ、釣りといった荷物が多くなってしまいがちなレジャーでもフリードなら十分にこなすことが出来ます。
・フリード+
2列目シートを折りたたんで収納すると、少し段差が残りますがほぼフラットにすることが出来、最大奥行約1800mmになります。
ほぼフラットですのでフリードでも乗るサーフボードや釣り竿、またスノーボード等を重ねて工夫すれば3枚、4枚と積むことが出来ます。
2列目シートの片方だけを折りたためば3人乗車しながらも、長い荷物や大きな荷物を積事が可能です。
フリード+はほぼフラットに出来るシートアレンジを活かして長い荷物を重ねて置くことができる部分がいいですね。
フリードの荷室を工夫で広くする【まとめ】
フリードの荷室を工夫すれば広くなります。
もともと荷室が広くとられているフリード+と比較してきました。
シートアレンジをすればフリードの荷室は工夫次第で奥行も幅も広くできます。
普段は最大7人乗車を可能としながらシートアレンジを駆使すれば、大きな買い物、長期に渡る旅行、様々なレジャーをこなすことが出来そうです。
フリード+は乗車人数が最大5人なのでもともと荷室が広く充実しており、こちらもシートアレンジでさらに様々な荷物を積むことが可能になります。
どちらも使い勝手はよさそうですが、フリードは家族で使いながら時には荷室を広く使いたい方におすすめです。
フリード+はレジャーや仕事で普段からたくさん荷物を積む方におすすめです。
参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。