フリードに乗ってさぁ出かけよう!あれっ?エンジンがかからない...
こんなトラブル一度くらいは経験あるのではないでしょうか?
時間に猶予がある時ならともかく、だいたい急いでいる場合や寒いやら暑いやらですぐにエンジンを始動したい時に限って起こりますよね。
焦っていると解決するのに時間がかかってしまいがちです。
フリードのエンジンがかからない時の原因は主に5つあります。
・バッテリー上がり
・フットブレーキを踏まずに始動しようとしている
・シフトがパーキングに入っていない
・ハンドルロックがかかってしまっている
・スマートキーが車内にない
どのケースも落ち着いて対処すればすぐに解決出来るものばかりですので、フリードのエンジンがかからない状況になっても覚えておいて頂ければと思います。
それでは対策を書いていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
フリードのエンジンがかからない原因と対策
バッテリーあがり
バッテリーあがりの主な原因としては、エンジン停止時でフリードのルームライトを付けっぱなしで長時間放置やハザードランプの長時間点灯です。
フロントランプの長時間つけっぱなしでも同じ原因になりますが、最近の車ではフロントランプをつけたままエンジンを切ると警告音が鳴る仕様がほとんどですので、つけっぱなしは避けられるでしょう。
対策としては車内運転席の表示灯をこまめに見るクセをつけておくとハザードのつけっぱなしが防げるでしょう。
また、ルームライトは車外に出てドアロックをかけると同時に車内のライトがちゃんと消えているかを見るクセをつけましょう。
普段の習慣で防ぐことが出来ますので、バッテリーの消耗を最小限にするよう心掛けましょう。
フットブレーキを踏まずに始動しようとしている
フリードはフットブレーキを踏んでエンジンを始動しないとエンジンがかからない構造になっています。
これは他の車にも共通することですが、フットブレーキを踏まずにエンジンを始動すると車が前進して事故を起こす可能性があるので、それを防ぐための構造です。
焦っていたり急いでいたりすると、普段意識しなくても出来ているブレーキを踏む動作を忘れる事もありますので、ゆっくり落ち着いてブレーキを踏んでからフリードのエンジンをかけるようにしてください。
シフトがパーキングに入っていない
フリードのエンジンがかからない原因としてまれにあるケースです。
エンジンを切る際にパーキングに戻さずに切ってしまい、そのまま再始動しようとするとエンジンがかかりません。
フットブレーキでも述べましたが、これはパーキング以外のドライブやリバースなどに位置した状態でエンジンを始動させると、フリードが不用意に動いてしまう恐れがあるからです。
対策としてはエンジンを切る際には必ずパーキングの位置で切る、再始動の際にはパーキングの位置でフットブレーキを踏んでエンジンを始動。
普段何気なくやっていることですから、落ち着いてやれば大丈夫ですね。
ハンドルロックがかかってしまっている
ハンドルロックとは故障やトラブルではなく、盗難や誤作動を防ぐためにハンドルが敢えて回らないようにロックされた状態をいいます。
ハンドルロックがかかっているとカギは回りませんし、プッシュ式スタートボタンも反応しません。
ロック解除を忘れるとエンジンをかける際に焦るかもしれません。
フリードのハンドルロック解除方法は2つあります。
1つめは初期フリーで採用されていた従来のカギを差し込むタイプです。
ハンドルロックを解除するにはカギを差し込み、ハンドルを左右に軽く回しながらカギを時計方向へ回すとかみ合って、エンジンがかかると同時にハンドルロックも解除されます。
2つめは中後期のフリードで採用されているスマートキーを使用してのプッシュ式スタートボタンです。
まず、フリードの車内にスマートキーがあることを確認して、ハンドルを左右に軽く回しながらプッシュ式スタートボタンを押すと、エンジンはかかりハンドルロックも解除されます。
フリードのハンドルロックがかかっている場合は、力ずくでハンドルを回そうとせず落ち着いて軽く左右にまわしながらエンジンを始動するようにして下さい。
スマートキーが車内にない
フリードの中後期で採用されているスマートキーは大変便利ですが、エンジン始動時に車内になければエンジンがかからないです。
スマートキーを無くしてしまうのはもちろんの事ですが、まれにあるのが同乗者を乗せた状態でエンジンを切り、運転者がスマートキーを持って車外へ出たとします。
車内に残った同乗者が代わりに運転したくエンジンをかけようとしたけど、スマートキーは車外に持ち出されてしまっているので、エンジンがかからないといった具合です。
スマートキーが車内に無いのを元からわかっていれば諦めはつくのですが、運転しようという意識が先にあると、この事に気付かず焦って何度もプッシュ式スタートボタンを押してしまうかもしれません。
対策としては同乗者を車内に残す場合はスマートキーを車内にて預けておく、それが難しい場合は予備のスマートキーを用いてそれぞれが持っておくことで対処できますね。
フリードのエンジンがかからない原因と対策【まとめ】
フリードのエンジンがかからない時の原因と対策を調べてみました。
・バッテリー上がり
・フットブレーキを踏まずに始動しようとしている
・シフトがパーキングに入っていない
・ハンドルロックがかかってしまっている
・スマートキーが車内にない
基本的な事ばかりとなりますが、フリードのエンジンがかからない時に急を要していると普段出来ていることが出来なかったりするものです。
落ち着いて行動すれば解決できるものばかりですので、フリードの快適で安全な運転の参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。