フィットの特徴としてコンパクト、燃費、実用性のどれをとっても優れた車ですよね。
いざ購入したいけど、新車だとなかなか手がでないという方も多いと思います。
中古だとフィットは安い値段で売られています。
この記事ではフィットの中古が安い理由を項目ごとに解説していきます。
また、その中でもおすすめの年式をご紹介しますので最後までお付き合いください。
Contents
フィットの中古が安い理由
*生産台数の多さ
フィットが2001年に発売されてから今年で22年が経ち、今では4代目となり代が変わるごとに進化を続けてきました。
その時々で常にコンパクトカーの人気上位にあって、フィット自体の生産台数もかなりの数になっています。
中古が安い理由として中古市場での相場は需要と供給のバランスによって決まることです。
中古市場に出回っているフィットの台数はかなり多いので供給は足りていると考えられます。
つまり自然と値段が下がる環境にあるということになります。
*古い年式車の存在
フィット発売から22年も経ちますが初代フィットも中古として販売されています。
古い年式といってもメンテナンスや部品交換がしっかり行われていて、走行距離も少なければ問題なく乗れます。
車は年式が古いほど、価格が下がっていくものです。
年式が古くても程度の良いフィットに出会えれば、かなり安価でお得に手に入れることが可能となります
*需要の変化
フィットは優れた車で良く売れているのも事実です。
しかし、最近の需要とは少しずれて来ているようです。
フィットは1300ccないし1500ccで、この排気量クラスでの対抗車種が市場にいろいろ出ています。
最近の需要としては、両スライドドア付きのミニバンであるフリードやシエンタ、SUVではヴェゼルやC-HRあたりです。
こういった理由で、フィットの値段は下がる傾向にあります。
フィットの中古!おすすめの年式とは
中古フィットのおすすめの年式はズバリ3代目になります。
それでは順番に解説をしていきましょう。
*初代
初代フィットは最も安い価格で手に入れる事ができます。
それは古い年式、走行距離、需要が少ないといった理由からです。
中古での相場としては30万円を切り、かなり格安です。
しかし、年式が古いためパーツ交換や修理等の維持費が重むことが予想されます。
短期間しか乗らないという方はありですが、長期間乗る方にはおすすめできません。
*二代目
マイナーチェンジをして初代よりも燃費が伸び、室内空間も上質な仕上がりでまだまだ乗れそうです。
最終販売が2013年で約10年が経過したことになり、中古での相場としては30~40万円です。
中古で売られている二代目のフィットの中には初年度登録から13年以上経過したものが存在します。
13年を過ぎると自動車税、自動車重量税ともに値上がりします。
フィットの場合、両方あわせて14700円の値上がりになります。
こういった理由から二代目はあまりおすすめできる年式ではありません。
*三代目
2013~2020年の販売で、先代よりもボディデザインを一新し、剛性の高いエンジンを採用しています。
ハイブリッドにすることでさらなる燃費向上を達成しています。
中古での相場としては80~100万円で先代よりも価格は一気にあがります。
しかし、性能面と長期間乗ることを想定すると決して高い値段ではなく、一番コスパがいい年式となります。
*四代目
2020年に販売され、性能向上とホンダ独自の先進安全装備が備わっています。
中古での相場としては180~200万円です。
これだったら新車を購入してもいいような気がしますね。
販売してまだ間もないこともあり、値段はあまり下がっていません。
フィットの中古が安い理由とは?【まとめ】
フィットの中古が安い理由がお分かりいただけましたでしょうか。
中古市場に需要以上の台数(台数がありあまっている)がある。
フィットの販売実が20年を越え、古い年式車がたくさんある。
最近の需要から少しずれている(両スライドドア、SUVに押されている)。
そして、おすすめの年式は3代目になります。
比較的年式が新しくハイブリッドで燃費もよく、長く乗ることができるからです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。