フィットは雪道に弱い?4wdと2wdどっちの方が良いのかも解説!

フィットを運転する皆さん、冬が近づくと雪道の運転心配になりませんか?

「フィットは雪道に弱いんじゃないの?」「走ってる時に滑ったらどうしよう」そんな疑問を持つのは、とても自然なことです。

雪道の運転は時に難しいものですが、ちょっとしたコツと準備で、フィットも雪道をしっかりと走ることができます。

「やはり雪道には4WDだよね!」と思う方も多いと思います。

いえいえ!準備さえしっかりしてれば2WDでも問題なく走れます。

この記事ではフィットの雪道性能をお伝えするとともに、フィットで雪道を走行する上での注意点や対策術をお伝えしますのでぜひ最後まで読んでください。

フィットって雪道は弱いの?-スペック編-

*フィットの基本構造と雪道との相性

フィットの雪道性能について考えるとき、まず考えるべきはその車種の基本的な特徴です。

フィットはホンダが製造するコンパクトカーで、市街地での運転に適していることで知られています。

フィットは前輪駆動(FF)の車種であり、一般的には雪道でのトラクションが後輪駆動(FR)の車より優れています。

※ちなみにフィットは4WD設定もあります(笑)安心してください!

フィットは軽量なボディのおかげで雪道(特に下り坂)などではブレーキを踏んだ時の制動距離(ブレーキを踏んでから停止するまでの距離)が短い特徴を持っています。

その一方で今度はボディが軽量なため、カーブを曲がる時に横滑りしやすいというデメリットもあるんです。

つまりフィットでの雪道走行は、運転時には慎重なスピード管理とステアリング操作が求められます。

さらにはフィットの最低地上高は年代で変わりますが13.5㎝~15㎝程とそこまで高くないです。

この高さ以上の積雪の道は走れませんね!

これを踏まえるとコンパクトカーならではではありますが雪道との相性はそこまで高く無いでしょう。

*フィットには2WDと4WDがあるけどどっちが良いの?

オススメはもちろん4WDです!

前輪駆動(FF)はエンジンの重量が前輪にかかるため、滑りやすい路面でもスリップしにくい構造となっています。

フィットは軽量なボディのおかげで雪道(特に下り坂)などではブレーキを踏んだ時の制動距離(ブレーキを踏んでから停止するまでの距離)が短い特徴を持っています。

その一方で今度はボディが軽量なため、カーブを曲がる時に横滑りしやすいというデメリットもあるんです。

つまりフィットでの雪道走行は、運転時には慎重なスピード管理とステアリング操作が求められます。

難しいですよね(笑)

そこで4WDの出番です。

4WDは2WDと違いエンジンの力を各タイヤ全てに伝える駆動方式です。

前輪駆動(FF)の特徴に加えて後輪にも力を配分出来るので当然雪道にも強いということです。

燃費は悪くなるんですけどね(笑)

特に雪道(上り坂)などではしっかり路面を捉えてくれるので安心出来ますね!

フィットで雪道を走るにはどんな対策をしたら良い?

*雪に弱いフィットを強くすには?

ずばりスタッドレスタイヤの使用です。

これが1番!

スタッドレスタイヤは、雪や氷の上でも優れたグリップ力を発揮し、安定した走行を可能にします。

フィットの2WDでスタッドレスを装着しているのと、4WDでノーマルタイヤ装着とでは2WDの圧勝です。

いくら4WDでも、ノーマルタイヤでは雪道は走ることは難しいですね。

ツルツル滑って全く進まないでしょう。

実体験です(笑)

それぐらいスタッドレスタイヤは雪道では力を発揮してくれます。

私たち人間も、私生活の中で靴を履き分けますよね?

例えば、山歩きをする時はトレッキングシューズを履いたり、マラソンをする時はランニングシューズを履いたりするのと同じです。

車も走る場所の環境に応じた靴を履くのが一番ですからね。

スタッドレスタイヤを装着すればフィットでも雪道に対応する事が出来るんです。

さらに3代目・4代目フィットにはホンダ独自のVSA(ビークルスタビリティアシスト)が装備されています。

VSAは車が雪道などで横滑りしてしまった際にエンジンの力を抑えたり、各ブレーキにかかる制動力を分配させて、車の挙動を正常に戻すようにコンピュータが制御してくれる機能です。

スタッドレスタイヤを装着した上でVSA機能を使えば、鬼に金棒状態になりますね(笑)

*フィットで雪道を運転する時の意識

雪道を運転する時に皆さんはどのような運転の仕方をしてますか?

恐らくほとんどの方がスピードは出さずゆっくり走ってますよね(笑)

大正解です。

スピードを出すとブレーキを踏んだ時に滑る可能性が高くなるので当然ですよね?

重要なのは

(1)スピードは出さない
(2)車間距離を空ける
(3)アクセルはゆっくり踏む
(4)ステアリング操作はゆっくり
(5)ブレーキはポンピングブレーキを使う

特にブレーキに関してはポンピングブレーキを使って、数回に分けてブレーキを踏むことにより安全に停車する事ができます。

雪道で一度滑り始めると、車の重さで止まるまで永遠に滑り続けます。

普通にコワいです(笑)

スタッドレスタイヤを装着した上で、この意識を持って運転すれば雪道も安心して走る事が出来るでしょう。

フィットは雪道に弱い?【まとめ】

フィットはスペックを見ても雪道には強い車ではありません。

ですがフィットはコンパクトカーとしての利点を持ちながらも、適切な対策を施せば雪道でもしっかりとした性能を発揮することが出来ます。

重要なのは、スタッドレスタイヤの使用や4WDモデルの選択、慎重な運転意識です。

特に、スタッドレスタイヤは雪道でのグリップ力を劇的に高め、VSAなどの安全機能と合わせて使用することで、雪道でも安心して運転できます。

また、ゆっくりとした運転、十分な車間距離の確保、ポンピングブレーキの使用など、基本的な雪道運転のコツも大切です。

この記事が、フィットオーナーの皆さんにとって雪道での安全運転の手助けとなれば幸いです。