自動車の年間の維持費はとてもかかります。
自動車保険も例外ではなく保険料の負担も大きいと思います。
保険料を安くするために毎年の自動車保険の見直しをされる人も多いかと思います。そこで自動車保険を毎年変えることを検討されることもあると思います。
そこで今回は自動車保険を毎年変えるメリットやデメリットについて見ていきましょう。
Contents
自動車保険を毎年変える必要があるのか
自動車保険は毎年更新の時期が来ますが、補償内容の見直しはしても保険料が高額でなければ、他社との比較もせずに更新をする人の方が多いかと思います。
新規契約をすると手間もかかるため、ある程度の金額なら更新してしまうのでしょう。
それでも年々保険料が上がっているのも事実で、保険会社を毎年乗り換えることで安くなることもあります。次にメリット・デメリットをみていきしょう。
自動車保険を毎年変えるメリット
自動車保険を毎年変えるには2つのメリットがあげられます。代理店型や通販型自動車保険それぞれにメリットがあるのでしょうか。
新規割引がある
通販型自動車保険の強みであるネット割引です。
テレビCMやラジオなどでも放送されているのを見たことがある人は多いかと思います。
ネットで自動車保険を申し込みすると10,000円割引など保険料を割引します。
保険会社を毎年変えることで、新規のネット割引が適用されるので、保険料も安くできるでしょう。
新規契約者向けの特典サービスがある
代理店型や通販型自動車保険でもある新規契約者向けの特典サービスです。
保険会社は新規契約者の契約獲得のために、ギフト券やグルメ券などをプレゼントする保険会社もあります。
特に通販型自動車保険会社に多く、代理店型自動車保険だとディーラーなどは他社からの切り替えを目的に、自動車保険証券から見積もりしたら記念品、そこから契約の場合は抽選で旅行券やカタログギフトなどの特典が受けられます。
等級は引き継げる
自動車保険には契約毎に等級がありますが、毎年乗り換えると等級が引き継げないのではと思うかもしれませんが、保険会社が変わったとしても等級はそのまま引き継げます。
また基本の割引率も各社ほとんどが同じのため問題はありません。
自動車保険を毎年変えるデメリット
等級が引き継ぐことが出来る、ネット割引や保険契約時に得られる特典などのサービスを紹介しましたが、逆にデメリットはないのでしょうか。
保険会社との手続きの手間
自動車保険を更新のタイミング毎年変えると、現在加入している保険会社へ解約手続きと新規で契約する保険会社との加入手続きをする手間があります。
継続割引が利用できない
新規契約時にネット割引などの特典があることをご紹介しましたが、更新時にある継続割引があるのをご存知でしょうか。
代理店型自動車保険にはあまりない割引ですが、通販型では多くあります。保険会社としては新規契約をした契約者には今の保険会社で更新をして欲しいために継続割引が受けられます。
しかし、継続割引と新規契約割引とでは、毎年乗り換えることで新規向けのネット割引を受ける方がお得である場合もあるので、事前に見積もりをする必要があります。
自動車保険を毎年変えるときの注意点とは
自動車保険を毎年変えるメリット・デメリットをみてきました。自動車保険料は出来る限り安くしたいという気持ちはとても大事です。
メリットでは保険料が安くなるネット割引など魅力的なサービスがあったと思います。
それでも、保険料が安くなることばかりに意識していると、補償範囲や特約もそれなりのサービスになったり、前の保険会社にあったのに今の保険会社には特約がなく保険金が出ないケースもあります。
せっかくに保険料が安くなっても意味がなくなります。
自動車保険を毎年変えるのはお得なの?【まとめ】
自動車保険の保険料は自動車の維持費の中でも高い金額を出しています。
少しでも保険料を節約したいと考えることは当然でしょう。
新規でも等級が引き継げるため自動車保険毎年変えること方がとてもメリットがあると思います。
ただし、保険料をとにかく安くしたいだけ、補償範囲や特約がしっかり付いていないことに気がつかずに事故で保険金が出ないケースもあります。
保険料安さと補償内容をしっかり見ることで節約が出来れないいのではないでしょうか。