コンパクトミニバン市場で人気のフリード。
人気の理由は様々ありますが、低床なのに背が高く乗り降りがしやすい。
室内空間が広くたくさん荷物を乗せられたり、最大7人乗車が可能。
レジャーや買い物で大活躍するフリードですが運転性能はどうでしょうか?
この記事ではフリードの長距離運転は疲れる?
について解説し、疲れる理由とその対策についても触れていきます。
結論から言うとフリードは長距離に関して言うとシートやサスペンションの構造によって少し疲れてしまうようです。
その対策を解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
フリードの長距離運転が疲れる理由
シートの固さ
フリードのシートは固めに作られています。
これはホンダ車にありがちな事なのですが、フリードの安全面を最優先して走行性能を重視した結果だからといえます。
シートが柔らかいと体が沈みゆったりと乗車でき、長時間でも座っていられるかもしれませんが、体が沈んだことで走行中の路面からの衝撃を強く受けてしまいます。
シートが固いと体があまり沈まないので、路面からの衝撃を吸収できる工夫となっていますが、おしりや背中が痛いと感じてしまうようです。
フリードの長距離運転になると長時間座りっぱなしになるので、余計に疲れることになってしまいます。
対策としては座布団を敷いて座面にあたる箇所をケアすることで、長時間運転でも疲れることを軽減できます。
サスペンションが硬い
フリードのサスペンションは硬めにつくられています。
サスペンションが柔らかいと路面の下からの衝撃を吸収できますが、横揺れやカーブ時のふわふわした感覚が出てしまいます。
サスペンションが硬いと路面の下からの衝撃を受けてしまいます。
フリードのシートが固いのはこの衝撃を低反発シートで吸収する工夫をしているからです。
下からの衝撃を受けやすいですが、横揺れやカーブ時のふわふわした感覚は軽減されます。
対策としてサスペンションを柔らかいものに変えることで、衝撃を吸収出来ますがフリードにマッチする硬さを考えてつくられているので、もしサスペンションを変える場合は専門ショップでプロに相談してバランスのいいサスペンションを選ぶようにしましょう。
フリードの長距離運転サポート機能
フリードには「ホンダセンシング」と呼ばれる安全運転機能を有した装備があります。
その中から2つ、フリードの長距離運転で疲れるのをサポートしてくれる機能を紹介します。
アダクティブクルーズコントロール
略してACCといわれるもので、これは約30km/h以上で走行時に作動できるもので、速度を設定しておけば前方を走る車に一定の距離を保ちながらついていくことができます。
フリードの長距離運転として一般道での走行はもちろんですが、高速道路では長時間ハンドルを握りしめたり、アクセルブレーキの反復作業が疲れる原因になりますよね。
そんなときにこのACCを設定すれば長距離運転でも疲れを軽減することができます。
車線維持システム
略してLKASといわれるもので、フリード走行時の両サイドにある道路の実線や破線を認識して、車線の中央を走るようサポートしてくれる機能です。
フリードの長距離運転で居眠りや集中力が切れてふらふらして車線をはみだすような動きをすると、ハンドルに振動を与えて警告し車線中央へ戻すよう補助が入ります。
疲れる以前の事故防止対策でもあり、長距離運転時にはかなり使える機能ではないでしょうか。
フリードの長距離運転は疲れる?【まとめ】
フリードの長距離運転が疲れる理由としては、走行性能を最優先したシートの固さとサスペンションの硬さでした。
疲れる原因をサポートする機能として「ホンダセンシング」の中から2つ。
アダクティブクルーズコントロールと車線維持システム。
後期のフリードには標準装備してありますので、長距離運転の際には積極的にこのサポート機能を使ってみてはいかがでしょうか。
フリードの長距離運転が疲れる理由には、安全運転の観点から走行性能を最優先した結果なので仕方ない部分なのかもしれません。
解説でも述べましたが疲れの対策は出来ますので、これからもフリードの長距離運転をする際には安全で楽しい運転ができるといいですね。
参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。