フリードは2008年販売開始よりこれまでマイナーチェンジを繰り返し、2016年からはフルモデルチェンジをし、現在に至ります。
当初ガソリン車のみであったフリードもハイブリッド車が登場し、どちらも選択できるようになりました。
一般的にガソリン車は出力が良く走行性能が良くて、ハイブリッド車は燃費が良く環境に配慮されているというイメージかと思います。
では、フリードはガソリン車とハイブリッド車のどちらがいいのでしょうか?
従来からあるガソリン車で十分?
結論から言いますと、フリードはガソリン車で十分です。
ガソリン車で十分な理由をハイブリッド車との比較で説明していきますので、是非最後までお付き合いください。
フリードはガソリン車で十分?ハイブリッド車との比較
車体価格
フリードを購入するうえで一番気になるのが経済面である車体価格ではないでしょうか?
ガソリン車とハイブリッド車とを比較していきたいと思います。
一番売れているグレードGで両者を比較しますと、公示価格でこのような結果です。
(ガソリン車)¥2,121,600 VS (ハイブリッド車)¥2,517,600
ハイブリッド車に新車購入時の自動車取得税と重量税はかからないので、ガソリン車にかかっている分を差し引くと¥59,200で、ハイブリッド車車体価格からこの額を引いてもガソリン車とは¥336,800(初年度のみで計算)も開きがあります。
したがってフリードの車体価格はガソリン車の方が安くて有利です。
この価格差だけを見るとフリードはガソリン車で十分ですよね?
燃費
フリードの燃費(JC08モード燃費(km/L)FF車で比較)はそれぞれどうでしょうか。
(ガソリン車)16.6km/L VS (ハイブリッド車)21.6km/L
燃費の差は5km/Lで、ハイブリッドの方が優れていますね。
燃費に配慮し環境に優しいハイブリッド車ですが、この5km/Lを車体価格との差額で埋めようとすると、だいたい10年以上は乗らないといけない計算になります。
燃費はいいのですが車体価格の差を考えるとフリードはガソリン車で十分な気がします。
フリードの性能
経済面ではガソリン車に有利となりましたが、性能面はどうかを比較していきます。
*遮音性、静粛性
・ガソリン車 キュルキュルというガソリン車特有のスタート音と、エンジン始動時は若干の振動とブロロローという音があります。
・ハイブリッド車 低速域ではモーター走行になるのでキューンという音のみでほとんど音は気になりません。
高速域に入ってもフロントガラスに遮音性の高い素材を使っており、吸音材がちりばめられているので音はかなり静かだといえます。
車を静かに発進させる技術はハイブリッドの方が優れているといえます。
走行性能
・ガソリン車 AT車のアクセルを踏んでからの加速は早いですし、スムーズに加速していきます。
また、低速域からエンジン始動で一気に高速域まで加速するのでパワーを感じさせます。
・ハイブリッド車 低速域ではモーターで中速域からエンジンに切り替わっていく段階で少し違和感を覚えた経験はないでしょうか?
どうしても違う動力を切り替えるタイミングでスムーズではない感覚があります。
気にならなかったり慣れてしまえば問題はないのですが、これが嫌だという人もいるようです。
フリードの走行性能に関してはガソリン車の方が優れているようです。
自分の意のままに車を操縦したい人や、加速を重視したい人にとってはフリードはガソリン車で十分な気がします。
フリードはガソリン車で十分?【まとめ】
フリードはガソリン車とハイブリッド車のどちらがいいのかを比較してきました。
フリードのガソリン車は経済面、走行性能において優れています。
フリードのハイブリッド車は環境面、遮音性、静粛性で優れています。
どちらもいい面があるのですが車は高い買い物ですし、走行性能を考えるとフリードはガソリン車で十分だと思います。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。