子供を安全に乗車させるためにチャイルドシートに座らせるわけですが、子供は移動中でもシートから器用に抜け出そうとすることが少なくありません。
子供を安全に座らせるっておくため、抜け出し防止の具体的な方法と、そのためのグッズを取り扱うおすすめの店舗をご紹介します。
チャイルドシートの抜け出し防止策
子供がチャイルドシートから抜け出してしまう原因はベルトです。
そもそも締め付けが緩いというのは論外ですが、きちんと締め付けていても左右のベルトの間が広がってそこから抜けてしまったり、子どもの体格によってはベルトだけでは適切に締めることができず、結果チャイルドシートから抜け出してしまうことがあります。
市販のグッズを使わない抜け出し防止方法が一つあります。
タオルを適度な大きさに畳んでチャイルドシートの背中側に敷くという方法です。
こ背もたれに厚みを持たせることでベルトとの間隔を狭くすることができ、適切にベルトで締めることができるようになります。
また、ベルトを出す高さも重要です。
チャイルドシートは体格に合わせて、ベルトを出す穴がいくつか用意されている場合が多く、適切な穴からベルトを出すことによって、ベルトの間隔を適切に保つことができ抜け出し防止になります。
ただ、子供の体格は千差万別で、タオル敷いたりベルトを出す穴を調整したりしても、必ずしもぴったり合うとは限りません。
そうした場合は店舗や通販サイトで販売している抜け出し防止対策グッズを使うのも一つの手だと思います。
例えばベルトとベルトを繋いで、 ベルトの間からすり抜けることを防ぐ補助ハーネス、 よだれかけのような形状の、面で身体を支えて抜け出しを防ぐチャイルドシート補助ベルトなどがあります。
店舗で買う抜け出し防止対策
アカチャンホンポ
アカチャンホンポは、ベビー&キッズ用品の専門として、日本全国に多数の店舗を構える大手チェーンです。
親からの信頼も厚く、安全なチャイルドシート選びの一つの指標となっています。
プライベートブランドはないようですが、前述のような市販の抜け出し防止グッズは販売されています。
また、比較的広い店舗が多いため、チャイルドシートも取り揃えています。
アカチャンホンポでは、子供の体型や年齢に応じて、シートの深さや幅、高さを選べるよう、多様な商品が展示されていて、実際の取り付けの様子を確認することができます。
子供の成長に合わせて、適切なサイズのチャイルドシートを実際に見て選ぶことは、抜け出し防止につながるヒントにもなります。
店内には、商品知識が豊富なスタッフがおり、購入前の相談や商品比較、取り付け方法のアドバイスなどを受けることができます。
西松屋
西松屋は、ベビー&キッズ用品の専門店として、アカチャンホンポと双璧をなすといってもいい長年の信頼と実績を持つ店舗です。
店内はどちらかというと子供服と小物の取り扱いが多いようですが、チャイルドシートの取り扱いもあります。
西松屋も抜け出し防止グッズとしては、プライベートブランドはないようですが、市販品を取り扱っている店舗もあります。
セリア
セリアは、品揃えと価格の手頃さで知られる100円ショップとして、多くの人々に利用されています。
抜け出し防止専用グッズではありませんが、 使い方によっては抜け出し防止に利用することができます。
例えば、 トラベルコーナーによく置いてある荷物まとめるベルトですが、本来はスーツケースの取手部分に紙袋などをぶら下げるためのグッズです。
これを使ってチャイルドシートの左右のベルトを繋げば、抜け出し防止に役立ちます。
ただしチャイルドシート用に販売しているものではないため、若干不安はあります。
最近の100円ショップは品質も良くなってきていて、昔ほど安かろう悪かろうではありませんが、 チャイルドシートに取り付けるような強度が必要な物となると慎重になる必要があります。
チャイルドシートの抜け出し防止のおすすめ【まとめ】
アカチャンホンポ、西松屋、セリアといったお店を取り上げましたが、どちらかというと子供用品に対する知識が豊富なお店で 購入するのがおすすめです。
100円ショップが悪いというわけではありませんが、 以前某100円ショップで購入した車のシート用の荷物フックが、 耐荷重より軽い荷物を1度引っかけただけで折れたことがありました。
品質的には問題なくなってきておりますが、やはり強度面では不安なところがあります。
チャイルドシートの抜け出し防止グッズは、 補助的なものなので ベルトそのものよりも強度は必要ありませんが、 ちょっとした衝撃で壊れるようでは子供が怪我をしてしまう可能性もあります。
専門のメーカーの 抜け出し防止グッズを購入するのが良いのではないかと考えます。