赤ちゃんが生まれるときは、おもつや赤ちゃん服、哺乳瓶などの用具、ベビーカーなどいろいろなものを買いそろえる必要があり、ただでさえ出費がかさむものです。
毎日の世話に必要なものは考えも及びやすく、必要に駆られて購入することもあるでしょう。
そんな中、チャイルドシートは意外と後回しにされがちなのかもしれません。
では、出産前、出産後、いつ買うのがよいのでしょうか。
チャイルドシートはいつ買うのがいいのか
最初から結論ですが、これは考えるまでもありません。
自家用車を持っているのであれば、 出産前に用意しておくべきものです。
そもそもいつ買うかを迷うものではありません。
なおかつ、 退院時に迎えに行くのであれば少なくともその時点で、車内に用意されていなければいけません。
免除規定があるとは言っても、ケガや病気が悪化する恐れがある場合のみであり、 自家用車に特別な事情がない健康な新生児の場合には必ずベビーシートに乗せる義務が生じます。
ですので遅くとも、出産予定日までに購入して準備しておくのがおすすめです。
ただ予定日はあくまでも予定なので、 かなり早まる可能性もあります。
ですので、 特に決まりはありませんが 2週間程度は余裕をみて用意しておいた方が良いかと思います。
もちろんここで購入するのは赤ちゃんに対応しているチャイルドシート、 つまりベビーシートを用意する必要があります。
出産までに間に合わなかった?
さまざまな事情から、 買いに行くことができなかったり、 購入はしたけれども品物が来なかったりというように上手くいかないことは起こり得ます。
そうした事態に、いくつか対策があります。
一つはレンタルサービスに申し込む方法です。
もちろん、レンタルも何日かかかってしまうことがありますが、早いものでは翌日に届くサービスもあり、購入の入荷待ちよりは早い可能性があります。
一時的にこのようなサービスを利用してもよいでしょう。
出産後、無事退院するとなった時までに間に合わなかった場合は、タクシーを依頼して帰宅するのも一つの手です。
タクシーはチャイルドシートの設置が免除されていますので、あまりお勧めはしませんが、抱っこした状態で乗車することも可能です。
やむを得ずそのように乗車する場合には、可能な限り安全な場所ということで、運転席の真後ろに座ることをお勧めします。
また当然ですが、乗車している間はしっかりと赤ちゃんを抱っこしてください。
また、 都内の一部地域で運行されている「子育てタクシー」というサービスであれば、子供と一緒に移動する場合や妊娠中でも、安心して乗車できます。
ドライバーは全国子育てタクシー協会主催の子育てタクシードライバー養成講座や、保育実習、チャイルドシート設置講習を修了した専門のドライバーが運行しており、ベビーシートやチャイルドシートも準備してくれますので、安心して利用可能です。
ただし会員登録が必要になりますので、赤ちゃんを授かった時には、住んでいる地域で利用できるかどうかなど、一度調べておくことをお勧めします。
チャイルドシートはいつ買うの?【まとめ】
チャイルドシートを買うタイミングというのは、いろいろな事情から難しいところもありますが、 かわいい赤ちゃんを安全に快適に自宅まで連れて帰るためにも、出産前に買っておくことをお勧めします。
最近では、 レンタルや子育てタクシーのような、いろいろなサービスも充実しておりますので、 何らかの都合で出産前までに購入することができない場合も考慮して、 いろいろな情報を集めておくのがよいと思います。
また、チャイルドシートを買ったはいいものの、きちんと設置しておくことはもちろん、いざ赤ちゃんを乗せようとした時に、どう乗せるのか、どのようにシートベルトを装着するのか、どのぐらいの力で締めればいいのかなど、乗せ方もしっかり確認しておいてください。
赤ちゃんはまだ体が弱いので ちょっとしたことが負担になったり、ケガにつながったりします。
いつ買うか迷う前に、どうか赤ちゃんを支え一番に考えて チャイルドシートを準備してください。