圧倒的人気を誇るFRスポーツカーのシルビア。
シルビアには名機SR20エンジンが搭載されており、上位グレードではターボも付いています。
いつまでも調子よく保ちたい!!
好きな車だしエンジンオイルにもこだわりたい!!
そう思うのは自然な事です。
筆者もオイルを選ぶ時間は幸せですから!
ですが、皆さんはどんなエンジンオイルを使えばいいの?と迷いませんか?
そこで今回はシルビアで使うエンジンオイルのおすすめについて、粘度や交換時期などにも言及をしながら解説します。
Contents
シルビアで使うエンジンオイルのおすすめ!疑問にお答えします!
*純正オイルでなきゃダメ?
エンジンオイルは社外エンジンオイルでも大丈夫です。
ただし、あまり聞かないメーカーの、異様に安いオイルは避けてください。
よく聞くチューニングメーカーや、オイルメーカー製の物であれば全く問題ありません。
*純正指定であるSJグレードのエンジンオイルが売っていないのだけど!?
現在市販されているエンジンオイルはSPグレードばかりですよね。
SPグレードのエンジンオイルは、SJグレードのものよりも性能が高いため、問題なく使用できます。
*粘度はいくつが良いの?
シルビアの純正指定粘度はS13とS14が7.5W-30、S15が10W-30です。
・峠でのドライブが多いようなら10W-40
・サーキットでガンガン走りたい場合は10W-50
以上のように、用途でおすすめの粘度が変わります。
街乗りメインでも夏は10W-40、冬は10W-30など季節によって変えても良いですね。
*鉱物油、部分合成油、100%化学合成油はどれでも良いの?
J’sやQ’s、スペックSなどのNA車での街乗りメインなら鉱物油で構いません。
K’sやスペックRなどのターボ車の場合は、最低でも部分合成油にするのが無難でしょう。
サーキットを走る場合はNA車、ターボ車にかかわらず100%化学合成油にしてください。
*高いオイルなら交換時期は伸ばしても良い?
高級グレードのオイルだからといって長く使えるわけではありません。
普及グレードのオイルで良いのでこまめに交換しましょう。
もちろん高級グレードのオイルをこまめに交換するのが一番良いですけどね?!
では肝心の交換距離はどのくらいがベストなの??
NA車とターボ車でおすすめの距離が変わります。
ここでは街乗りメインを想定しますね。
NA車(J’sやQ’s、スペックS)なら5000km毎の交換で大丈夫でしょう。
ターボ車(K’sやスペックR)は3000kmでの交換がおすすめです。
なぜターボ車の交換距離が短いのかといいますと、NA車よりもエンジンオイルが過酷な状況におかれるからです。
ターボチャージャーのタービン回転数は毎分20万回転に達する事があります。
超高回転のタービン軸はなんとエンジンオイルで浮いている状態なのです。
その為エンジンオイルはターボチャージャーに加わった熱の影響を直接受けます。
熱による影響が大きいため、NA車よりも早い交換サイクルが必要なのですね。
不適切なオイル管理が原因で、軸が破損したターボチャージャーを筆者は何個も見てきました。
ターボ車の場合は特に注意しましょう。
シルビアのエンジンオイルはどのくらいの量が必要なの??
シルビアのエンジンオイル量は、
・オイルフィルター同時交換で3.5~3.7リットル
です。
どのモデルでも4リットル缶1つの購入で大丈夫です。
ちなみに上に書いたマニュアル通りの規定量をそのまま注入しない方が良いです。
経験上入れすぎになる事が多かったので注意してください。
3リットル位からは微調整しながら入れた方が安心です。
シルビアのエンジンオイルのおすすめは?【まとめ】
大事に乗りたいシルビアだからこそエンジンオイルにはこだわりたい。
オイル選びからのオイル交換。
車好きなら楽しいひと時ですよね。
今回はそんな素敵な時間をさらに楽しんでいただけるように、シルビアで使うエンジンオイルのおすすめについて解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。