かっこいいシルビアS15!カスタムではどこをいじるの?

様々なカスタムが存在するFRスポーツカーのシルビアS15。

カスタムがされたかっこいいシルビアS15の写真をよく見かけますよね!

盆栽カスタムと言われる見た目重視のカスタム。

走りを重視した実用性の高いカスタム。

他にもオーナーさんの好みが反映された様々なカスタムが存在します。

そこで今回はシルビアS15のカスタムポイントについて紹介します。

シルビアS15のカスタムポイントをご紹介!

カスタムをする部分はたくさんありますので、代表的な部分を紹介します。

*エアロパーツの装着

フロントバンパーからサイドスカート、リヤスカートやリヤスポイラー。

たくさんのエアロパーツが存在します。

種類が大変豊富なので、人と被らないようなかっこいいシルビアS15を作れます。

注意してほしいのはGTウィングの装着です。

なにも知識がないまま装着をすると、高確率で保安基準違反になる為、気を付けましょう。

*車高調整式のサスペンション

スポーツカーですので定番カスタムですよね。

適切な量の車高下げはかっこいいです!

全長調整式とネジ式がありますが、オススメは全長調整式です。

全長調整式はネジ式と違い、プリロードやストローク量を変えずに車高のみの調整が可能です!

注意点としては、最低地上高を9cm以上確保しないと保安基準違反となります。

ただしアンダーカバーが取り付けしてある部分や、マッドガードなどの樹脂製の部分に関しては、5cm以上で大丈夫などの例外があります。

また、前後フォグランプや方向指示器の高さで保安基準違反となる事がある為、あわせて注意しましょう。

*タイヤサイズのインチアップ

スポーツカーだけとはいわず、定番のカスタム方法です。

あまりにもインチアップをしすぎると、凄まじく偏摩耗をしますので程々にしましょう。

タイヤのはみ出しについては、「回転部分の突出禁止規定」の改正がなされ、合法化しました!

最外側がタイヤ(ゴム)の場合で、10mm未満のはみ出しであれば認められております!!

ただし、次の場合はNGです。

・スポーク形状の問題で、最外側がホイールとなる場合

・乗車定員10人未満の乗用4輪自動車「以外」の自動車

他に、ロードインデックス不足で車検に通らない時がありますので十分注意してください。

*ハンドル交換やシフトノブ交換

あまりお金をかけずに雰囲気や操作性を変える事ができるのでおすすめです。

ただ、ハンドル形状やホーンマーク、シフトパターン表示についての保安基準が存在するため同じく注意してください。

*社外ブレーキパッド交換

シルビアS15のスペックRは、フロントに対向4ポットブレーキキャリパーが装着されています。

せっかく良いブレーキキャリパーを装着していますので、交換時はディクセルやプロジェクトμなどの、一流メーカー製のブレーキパッドを装着してあげましょう。

そういったメーカーさんのブレーキパッドは見るだけでもテンション上がりますよ!

*ドリフトをするなら機械式LSDの装着を!

シルビアS15スペックRには純正でヘリカル式LSDが装着されています。

ドリフトをする場合は、機械式LSDに交換をした方が絶対に良いです。

筆者は昔、福島県のエビスサーキットでドリフトの練習をしておりました。

初めての時がヘリカル式LSDで、2回目以降が機械式LSDです。

結果は・・・機械式LSDの圧勝でした!!

街中で小回りをする際も、内側のタイヤがズザザザ!と引っかかってかっこいいですよ!

ただ、こまめなデフオイル交換などヘリカル式LSDよりも手間とお金がかかります。

もしドリフトやサーキット走行をするつもりがなければ、純正のままがおすすめです。

*大容量ラジエターの装着

ドリフトをする場合は大容量3層ラジエターの装着もおすすめします。

アルミ製と銅製があるのですが、ドリフトの場合は走行風が当たりにくいため、熱伝導率にすぐれた銅製がおすすめです。

筆者は銅製3層ラジエターを装着しておりましたが、冷却水温に困った事はありませんでした。

こちらは街乗りオンリーでも入れてダメという事はないです。

*吸排気ライトチューン

シルビアS15スペックRはターボチャージャー装着です。

吸排気装置を少しでも改造するだけで結構パワーアップしてくれます。

社外スポーツマフラーや、高効率エアクリーナーの装着で十分気持ちよくなれますよ!

スペックSの場合、NA車なので大口径マフラーで抜けを良くし過ぎると、トルクが細くなる傾向なのでご注意を!

近接排気騒音については、シルビアS15の場合は96dB以下が基準です。

また、バッフルをボルトで装着しても良いですし、認証を受けていないワンオフマフラーでもOKです。

平成22年4月以降に製作された車両から基準が変わりますが、シルビアS15は従前のゆる~い基準が適応されますのでカスタムしやすいですね!

*シートの交換

街乗りでは純正シートでも良いですが、ドリフトやサーキット走行をする場合はシートを変えましょう。

セミバケット、フルバケットはご自分のお好みで!

フルバケットの場合はシート後部にプロテクターを装着しないと車検に通りません。
※構造等変更検査で乗車定員を2人乗りに変更をしている場合は不要です

また、平成29年7月より社外シートと社外レールは車検時に試験成績書の呈示が必要となりました。

こちらの規定は従前の車両へも適用される為、シルビアS15でも必要となります。

レカロやブリッドなどの有名な一流メーカーなら書面を取り寄せできますが、無名メーカーで書類が用意できない場合は、車検に通せなくなりました。

*剛性アップパーツは不要

シルビアS15、とくにスペックRは純正でもかなりのボディ剛性があります。

これ以上剛性を上げる事は望ましくありません。

そのお金は他の部分に使いましょう。

*灯火類のカスタム

ヘッドライトや各種バルブをLEDへ変更したり、テールライトASSYを社外品へ変更したり、カスタムの幅は無限です。

ヘッドライトやテールライトASSY等を丸ごと交換する場合は、Eマークが取得されているか確認してください。

Eマークがない場合は見通し距離や、見通し角度など様々な要件を満たしているか審査をしないといけませんので、私だったらNGにします。

時間をかけて危ない橋を渡るくらいなら、純正に戻してもらった方が早いし確実なので!

おそらくどこの工場も同じだと思います!

おすすめのカスタムポイント

正直、今あげた部分のカスタムは全ておすすめです。

ただ、ターボチャージャー交換などはガチでなければやらない方がいいです。

とてもパワーアップしますが、ECUや燃料系交換、インタークーラー交換や駆動系などの補強が必要なのでとんでもなくお金がかかります。

エンジンブローやミッションブローの確率も上がりますしね。

「そこそこ」でも十分楽しいですよ!

かっこいいシルビアs15のカスタム【まとめ】

今回はシルビアS15のカスタムポイントとおすすめについて紹介しました。

ラッピングや全塗装など、今回取り上げなかったカスタムもまだまだたくさん存在します。

合法の範囲で、みなさんもかっこいいシルビアS15に仕上げていただければと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。