インプレッサとインプレッサスポーツの違いを比較して解説!

スバルのインプレッサは今から30年以上前の1992年11月に初代コンパクトセダン、ショートワゴンが登場しました。

そこからモデルチェンジしながら、2016年10月に5代目となるセダンのインプレッサG4とハッチバックのインプレッサスポーツが登場しました。

そして、2023年4月に6代目インプレッサが登場しハッチバックだけとなり名称もインプレッサスポーツからインプレッサに改名されました。

ここでは、新しくなったインプレッサとインプレッサスポーツの違いについて比較しながら解説していきます。

インプレッサとインプレッサスポーツのグレード構成の違いは?

新しくなったインプレッサのグレード構成を紹介します。

2.0L直噴エンジンのSTとe-BOXERのST-G、ST-Hの3グレードがあり、どのエンジンにもFFと4WDが設定されています。

新車価格は、グレードにより違いますが、229万円~321万円に設定されています。

つぎに、インプレッサスポーツのグレード構成を紹介します。

1.6Lエンジンの1.6i-Lアイサイト、1.6i-Sアイサイトと2.0L直噴エンジンの2.0i-L アイサイトとe-BOXERの2.0e-Lアイサイト、アドバンスとSTIスポーツの6グレードがあり、どのエンジンにもFFと4WDが設定されていましたが、アドバンスだけは、4WDだけの設定でした。

その当時の新車価格は、グレードにより違いますが、192万円~295万円に設定されていました。

このように、比較してみるとインプレッサも時代とともに価格やグレード構成なども見直されてユーザーとしては、選択肢が減ることになり少し残念です。

インプレッサとインプレッサスポーツの主要諸元の違いは?

インプレッサの2.0L直噴エンジンのST①
インプレッサスポーツ2.0L直噴エンジンの2.0i-L アイサイト②

の主要諸元を比較してみました。

◎駆動方式
①②FFで比較しています。

◎燃料
①②レギュラー

◎排気量
①②1,995cc

◎トランスミッション
①②CVT

◎乗車定員
①②5名

◎WLTCモード燃費
①②14.0km/L

◎最小回転半径
①②5.3m

◎最高出力(PS/rpm)
①②154/6000

◎最大トルク(kgf・m/rpm)
①19.7/4000
②20.0/4000

◎全長・全幅・全高
①4,475mm・1,780mm・1,450mm 
②4,475mm・1,775mm・1,480mm

◎車両重量
①1,380kg
②1,320kg

◎室内長・室内幅・室内高  
①1925mm・1505mm・1200mm
②2085mm・1520mm・1200mm

◎タイヤサイズ(前・後)  
①②205/50R17

以上のように主要諸元を比較して、インプレッサとインプレッサスポーツとの違いがわかりました。

それは、インプレッサの車両重量がインプレッサスポーツより60㎏増加したことによりインプレッサの最大トルクがインプレッサスポーツより少し落ちたことぐらいです。

そのほかには、大きな違いはないようでインプレッサスポーツからインプレッサへとさらに作りこまれて進化しています。

インプレッサとインプレッサスポーツの外観、内装などの違いは?

インプレッサの外観は、行動的なライフスタイルへといざなうユーティリティ・スポーティカーをコンセプトにインプレッサスポーツよりも躍動感あふれるデザインとなっています。

また、インプレッサの内装は、インプレッサスポーツよりもカジュアルなデザインを採用しています。

先進運転支援システムのアイサイトは、インプレッサになってインプレッサスポーツよりさらに進化し、広範囲を見渡せるステレオカメラと超広角単眼カメラを組み合わせた次世代式アイサイトとなり、コネクティッドサービスを搭載しました。

このように、外観や内装については、インプレッサはインプレッサスポーツから大きく進化しています。

ですから、インプレッサが欲しい人は、新しく進化したインプレッサを検討してください。

インプレッサとインプレッサスポーツの違いとは?【まとめ】

インプレッサとインプレッサスポーツの違いを比較して解説してきました。

インプレッサとインプレッサスポーツの違いについては、エンジンの性能などにはあまり違いはないようです。

ただし、外観や内装のデザインが大きくかわり、特に安全面での次世代アイサイトへの進化は素晴らしくその成果を期待したいです。

PAGE TOP