スバルのインプレッサは、今から30年以上前の1992年11月に初代コンパクトセダン、ショートワゴンが登場しました。
その後、インプレッサは2000年10月にフルモデルチェンジで2代目が登場し、高性能な4WD(WRX、WRX-STI)も設定されました。
この2代目インプレッサは、外観等のマイナーチェンジを実施して、初期型、中期型(前期・後期)、後期型の3パターンがありました。
初期型が丸目ヘッドライト、中期型が涙目ヘッドライト、後期型が鷹目ヘッドライトを採用しましたので、丸目、涙目、鷹目と呼ばれています。
ここでは、2代目インプレッサの中期型(前期・後期)の涙目のカスタムについて解説していきます。
インプレッサの涙目のカスタムはグレードでどう変わる?
2代目初期型のインプレッサの丸目は、丸目ヘッドライトの不評に加えて車両重量増加による競技車としての戦闘力が低下したと評価されてしまいました。
そこで、2002年11月~中期型(前期)、2004年6月~中期型(後期)に涙目ヘッドライトへの変更だけでなく大幅な見直しがされました。
グレードとしては、限定車を除いてWRX、WRX-STIとして解説していきます。
インプレッサの涙目のカスタムを考えた場合、エンジン関係などのカスタムは、専門的過ぎて難しいので、空力性能の改善のためのエアロパーツが頭に浮かんでしまいます。
インプレッサの涙目のWRX-STIは、ラリー参戦マシンをイメージする大型のリヤウイング、車両側面下方の整流効果のあるサイドスポイラーが装着されています。
なので、インプレッサの涙目のWRX-STIのエアロパーツについては、わざわざカスタムする必要はないのではと思います。
インプレッサの涙目のWRXのカスタムを考えた場合、インプレッサの涙目のWRX-STIのエアロパーツを流用するのも一つの方法だと思います。
インプレッサの涙目のカスタムで型式の違いに注意!
インプレッサの涙目は2002年11月~中期型(前期)、2004年6月~中期型(後期)に分けられました。
インプレッサの丸目からの変更点でインプレッサの涙目の中期型(前期)、中期型(後期)に共通しているのは、等長エキゾーストの採用です。
インプレッサの丸目までは不等長エキゾーストを採用していたので、スバル独特のドロドロ感のボクサーサウンドが楽しめなくなってしまいました。
しかし、等長エキゾーストの採用などにより排気干渉の抑制、過給効率の向上によりエンジン性能などが大幅に改善されました。
インプレッサの涙目のカスタムでの排気系のカスタムを考える場合は、注意が必要です。
インプレッサの涙目の中期型(前期)と中期型(後期)との大きな違いは、ホイールのPCDの違いです。
ホイールのPCDは、ホイールの各ボルト穴の中心点を結んでできた円の直径をミリ単位で表したものです。
インプレッサの涙目の中期型(前期)までのPCDは5穴100mmでしたが、インプレッサの涙目の中期型(後期)以降のPCDは5穴114.3mmに変更されています。
PCDが5穴114.3mmを採用する車も多いので互換性も高く、種類も多いのですが、カスタムするうえでは注意が必要です。
インプレッサの涙目のカスタムで馬力の違いを理解しよう!
インプレッサの涙目のWRX、WRX-STIで、馬力は違います。
インプレッサの涙目のWRXは、250馬力ですが、ターボチャージャーのタービン径を小さくしてアクセルレスポンスを向上させ気持ち良く運転を楽しめる仕様になっています。
一方、インプレッサの涙目のWRX-STIは、280馬力でトルクも大幅に向上しました。
インプレッサの涙目のカスタムで馬力アップを考えている場合は、専門家に相談しながら進めていくことが必要です。
インプレッサの涙目のそれ以上の馬力アップは逆にエンジンなどに負担をかけてしまいます。
インプレッサの涙目と長くお付き合いしたい人は、無理なカスタムには注意してください。
インプレッサの涙目のカスタムについて【まとめ】
インプレッサの涙目のカスタムについて解説してきました。
インプレッサの涙目の年式を考えれば、無理なカスタムは、車にとっても負担がかかってしまいます。
せっかく好きなインプレッサの涙目の中古車を手に入れたのですから、メンテナンスをきっちりして適度なカスタムを楽しんでください。