スバルのインプレッサは、今から30年以上前の1992年11月に初代コンパクトセダン、ショートワゴンが登場しました。
1993年から高性能な4WDセダンでWRC(FIA世界ラリー選手権)に参戦し、1995年にドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルを獲得しモータースポーツの世界で華々しい結果を残しました。
その後、インプレッサは2000年にフルモデルチェンジで2代目が登場し、高性能な4WD(WRX、WRX STI)も設定されました。
こうしたことが、インプレッサはラリーや走り好きなユーザーが多い理由だと思います。
2007年に3代目が登場し、2011年12月にフルモデルチェンジで4代目が登場し、ハッチバック(インプレッサスポーツ)とセダン(インプレッサG4) の2モデルとなり、アイサイトも初めて採用されました。
それまで設定していたWRX、WRX STIは、独自のモデルとして展開していくことになりました。
2016年10月に5代目インプレッサスポーツとインプレッサG4が登場しアイサイト全車標準装備となりましたが、2022年12月生産終了しました。
2023年8月現在は、インプレッサはハッチバックだけの2.0Ⅼか2.0Le₋BOXERのモデルになっています。
それでは、歴代のインプレッサの中古が安い理由を解説していきます。
インプレッサの中古が安い理由
人気・不人気が関係しているの?
インプレッサは、その成り立ちからスポーツタイプの走りを楽しむ車として人気があります。
特に、高性能な4WD(WRX、WRX STI、限定車等)は、人気があり中古でも高価格で取引されています。
しかし、インプレッサは様々なモデルがあり、高価格で取引される中古もあれば、格安で売られる中古もあります。
インプレッサは、30年以上販売されてきた車なので、中古車市場に多くの台数が出回っています。
その多くの在庫の中から安い中古を選ぶことができます。
インプレッサの中でも、不人気モデルがあり、ハッチバック1.5Ⅼ、4WDが特に評価が低いので安い価格で売られています。
この不人気モデルの安い価格が影響して、インプレッサの中古価格を下げているといえます。
何か欠点があるの?
インプレッサは、走りを楽しむ人に人気があり、どうしても走行距離が長くなってしまいます。
また、走りを楽しむのはいいのですが、割と無茶な運転をして酷使されてきたことも考えられます。
こうしたことがその車の欠点として価値が低くなるため、インプレッサの中古が安い理由になります。
次に、燃費の悪さがインプレッサの欠点といえます。
インプレッサは、水平対向エンジンを搭載しています。
低重心で車両重量バランスはいいのですが、その搭載される位置の関係で燃費が良くない傾向にあります。
燃費が良くない中古は、価格が下がりやすく、どうしても価格が安い理由となります。
この注意点からみえてくる!
最初の注意点は、インプレッサの外装(足回り含む)、内装の状態をその年式相応以上かどうかを確認することです。
年式相応以下の状態であれば、当然価格も安くなるでしょうが、買う場合は、もう少し検討することが大切です。
次の注意点は、事故や修理の有無、整備状況を確認することです。
特に、事故があったインプレッサは、安いからといって買わないことです!
整備状況については、整備手帳などで確認できると思います。
整備手帳などがないインプレッサは、買わないほうがいいと思いますが、気になる場合は改めて状態を確認することです。
インプレッサの中古が安い理由とは?【まとめ】
インプレッサの中古が安い理由について解説してきました。
インプレッサの中古は、一部のスポーツタイプを除いて安く買うことができるとおもいます。
インプレッサの中古では2016年10月から販売された5代目インプレッサ以降の年式が装備面も含めておすすめだと思います。
私も、インプレッサハッチバックWRX STIに乗っていましたが、よく走るし、いい車でした。
でも、燃費は、悪かったです!
インプレッサの中古は、安くていい車ですので、乗って損はないと思います!