フィットの乗り心地は悪い、それとも良いの?改善方法も徹底解説!

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フィットが最初に販売されてから20年以上が経ち、2020年には4代目の新型フィットが販売されました。

これまで何度も試行錯誤を繰り返しモデルチェンジが行われてきました。

それに伴いフィットは車体が小さく制限がある中でも、魅力ある性能を追い求めこの新型フィットという1台にたどり着きました。

新型フィットの特徴として視界の良さ、静粛性、燃費の良さなど良い点は多いです。

しかし乗り心地の部分で一部悪い点が言われていることがあります。

それは足回りの固さです。

この記事では新型フィット(以下フィットと記します)の乗り心地において良い点、悪い点を徹底解説していきます。

改善方法も紹介しておりますので、ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。

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目次

フィットの開発コンセプト

フィットの特徴として何を重視してつくられているかを説明します。

世界で唯一軽自動車の規格を持っている日本市場において、軽自動車に負けないベストなコンパクトカーを意識したのが今回のフィットになります。

フロントガラスの視界がかなり良くなっており、視界効率を上げた分の前面衝突に耐えうる車体構造を新たに採用しています。

シートにもこだわりを持っており、運転と快適性を両立させたつくりとなっています。

2モーター方式のハイブリッドシステムであるe:HEVを採用し、低速域ではモーター始動で静粛性をUPさせており、燃費向上も達成しています。

フィットの乗り心地は実際どうなのか

フィットの開発コンセプトだけを見ると良い点ばかりで、パーフェクトな印象を受けますが乗り心地において悪い点があります。

それは足回りが固いということです。

固いというのはフィットを走らせている時に、座面に伝わるゴツゴツ感や車体跳ね感をいいいます。

足回りが柔らかい場合は、このゴツゴツ感や車体跳ね感が軽減させるので乗り心地は良くなります。

*足回りが固い理由

フィットはバッテリーが車体後方に搭載されており後方の車体が重くなる設計です。

それをいなすために車体を頑丈なつくりにする必要があり、その結果足回りが固くなるようです。

また操縦安定性を重視した結果、サスペンションがやや硬めを採用しているようです。

サスペンションが硬いと車体の振動が抑えられます。

サスペンションが柔らかいと路面のデコボコは吸収しますが、発進時やカーブを曲がる時に車体が縦や横に揺れます。

このサスペンションが固い、柔らかいの選択はフィットに限らず他の車種でもその車のコンセプトにおいて最適を採用しているので、どうしても一長一短が生じてしまいます。

また実際にフィットを運転する人の感じ方によっても差がでます。

フィットは操縦安定性に重きを置いているので足回りが固くなっています。

*シートも固め

フィットのシートは固めを採用しています。

固いということで乗り心地が良いと感じるのか悪いと感じるのか、これも運転する人それぞれだとは思います。

固めを採用している理由としては、足回りが固いフィットの路面状態から来るゴツゴツ感や車体跳ね感を吸収するためです。

フィットの乗り心地改善方法

操縦安定性を重視したので、足回りの固さが出てしまったフィットの乗り心地改善方法が3つあります。

*サスペンションの交換

サスペンションはコイルスプリングによって車体を路面衝撃から守るものです。

柔らかいサスペンションに取り換えることで、路面吸収性能が上がりますのでゴツゴツ感や車体跳ね感は軽減されます。

しかし取り換える際はプロとよく相談して決めましょう。

選択をあやまると路面吸収性能は上がっても、サスペンションが柔らかくなったことで縦や横への車体揺れが増して、むしろ乗り心地を悪くしてしまう恐れがあります。

*タイヤの交換

フィットの純正タイヤはエコタイヤといって燃費性能を重視したタイヤとなっています。

乗り心地重視のタイヤへ交換することにより乗り心地は改善されます。

有名メーカーが様々な高性能タイヤを出しているので、フィットに適合するものを選んでください。

タイヤの路面への設置面積を増やすことで乗り心地はだいぶん違ってきますので、ホイールのインチダウンをして扁平率の高いタイヤへ交換する手もあります。

どちらにおいてもカーショップでプロと相談しながら交換を検討することをおすすめします。

タイヤ交換は結構お金がかかってしまうのと、標準装備であるエコタイヤから違うタイヤへ交換することで、乗り心地は良くなりますが燃費を悪くしてしまう可能性があります。

*低反発シートを敷く

フィットはもともと固いシートを採用していると説明しましたが、低反発シートを敷くことでゴツゴツ感や車体跳ね感を軽減することができます。

カーショップはもちろんホームセンターやニトリなど様々な場所で手に入れられます。

比較的安価で手軽に改善することができます。

サスペンションやタイヤと違い、体に馴染まなかったとしても違うものを自身で取り換えるだけですので、この低反発シートを敷く手段はおすすめです。

フィットの乗り心地は悪い?【まとめ】

フィットは視界の良さ、静粛性、燃費の良さなど良い点が多いですが、操縦安定性を重視しているので足回りが固く乗り心地が悪いといわれています。

フィットのコンセプトを最大限に活かすために、足回りが少し犠牲になったのでしょう。

乗り心地の改善方法としては3つ。
・サスペンションの交換
・タイヤの交換
・低反発シートを敷く

低コストと手軽さから低反発シートを敷いてみることをおすすめします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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