2023年6月にモデルチェンジとなり、新型アルファードが出ましたね。
アルファードを新車で購入すると、月々の返済がきつくてローン地獄になるのではないかと心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
月々の支払い金額ばかりに気を取られていると、後々かかってくる税金や維持費が払えなくなってしまうこともありえます。
ローン地獄で払えないなんてことがないように、事前にしっかりと返済計画を立てていきたいですね。
新型アルファードをこれから購入したいと思っている方向けに、月々いくらくらいかかるのかをシュミレーションしていきます。
アルファードでローン地獄って本当?
※残クレの利用で月々6万円〜で乗れる
今回の新型アルファードには、Executive LoungeとZの2種類のグレードがあります。
グレードを下げたZの2WDガソリン車なら、残価設定型クレジット(残クレ)の利用で月々6万円で乗ることができます。
残価設定型クレジットとは、車両本体価格から数年後の買取価格(残価)を引いた残りの金額分だけローンを組む方法です。
最終回の際に残価を支払ってそのまま乗り続けるか、返却するかを選ぶことができます。
2WDか4WDか、ガソリン車かハイブリット車か、オプションをつけるかどうかによっても車両価格に幅があります。
ちなみに今回のモデルチェンジでExecutive Loungeはハイブリッド車のみになりました。
ここでは1番車両価格が低い、グレードZの2WDガソリン車(540
万円)を一例としてTOYOTAウェブサイトでシュミレーションしてみました。
次の項目で詳しく見ていきましょう。
※残クレとローン。金額と金利はどう違う?
残クレの方がディーラーローンより金利が低く、月々の支払い金額も安く抑えることができます。
ただし、数年後に残価分をそのまま分割で払い続けるとなると、総支払額が大きくなります。
残クレの場合と、ディーラーローン均等払いで比較してみます。
回数は60回払い、頭金、ボーナス払い共になしとします。
車両本体価格の他に、税金・諸費用313950円を含む金額が支払い総額となります。
・残クレ60回の場合
残価となる最終回支払い金額286万2000円
支払い総額6403172円
金利4.8%
・均等払い60回の場合
支払い総額6385036円
金利6.8%
どちらも頭金が用意できれば月々の金額をさらに下げることができます。
この数字を見る限り、ローン地獄に思える方もいらっしゃると思います。
少なくとも私だったら、真っ逆さまにローン地獄に落ちますね。
※月々の返済以外にかかる費用に注意!
月々の金額ばかりに気を取られてしまってはいけません。
自動車税が毎年来ます。
アルファードは大きい車ゆえ、重量税も高いです。
3年後には最初の車検があります。
その他メンテナンス代などの維持費もかかります。
地域によっては冬用タイヤが必要なこともあります。
走行距離が多ければガソリン代、遠くに行くことが多ければ高速代。
自宅敷地内に駐車スペースがなければ、近隣に駐車場を借りなければなりません。
月々の返済だけでローン地獄に陥ってしまうと、このような費用までお金が回らなくなってしまいます。
余裕を持った返済プランを組むようにしましょう。
アルファードでろーん地獄【まとめ】
2023年6月登場の新型アルファードのグレードは2種類あり、Executive LoungeとZがあります。
2WDか4WD、ガソリン車かハイブリッド車を選べます。(Executive Loungeはハイブリッド車のみ)
グレードZの2WDガソリン車を、残価設定型クレジット(残クレ)60
回と均等ローン60回払いで比較しました。
残クレの場合、月々6万円で金利4.8%
均等払いの場合、月々106400円で金利6.8%
頭金を入れたり、ボーナス払いが併用できればさらに下げることができます。
月々の金額ばかりに目がいきがちですが、自動車税、車検代、メンテナンス代などの維持費がかかることも考慮しましょう。