アルファードはハンドルについている小さいレバー操作で、速度を一定に保つことができます。
完全な自動運転はまだ実現できていませんが、アルファードには速度を一定に保つだけでなく、前を走る車の速度に合わせて自動で速度を調整してくれる便利な機能があります。
これはレーダークルーズコントロールといって、アクセルやブレーキ操作を手助けしてくれる機能です。
他にも衝突しそうな危険がある時にブレーキをかけてくれる機能や、車線からはみ出しそうな時にハンドル操作をサポートしてくれる機能もあります。
今回は、近い将来の自動運転を予感させるような便利で快適!運転アシスト機能と設定のやり方を紹介します!
アルファードの自動運転のやり方!
※レーダークルーズコントロールのやり方
設定のやり方は至って簡単です。
2023年6月以前のアルファードの場合は、ハンドル右側ウィンカーレバーの下に小さいレバーがもう一つついていますね。
このレバーのON/OFFボタンを押します。
押したら設定したい速度までアクセルを踏みます。
速度に達したらレバーを下(−SET▼)に押します。
これでアクセルを離しても大丈夫です。
設定した速度は小さいレバーを上下(+、ー)で変更できます。
解除のやり方はブレーキ踏むか、レバーを手前に引きます。(CANCEL)
2023年6月以降のアルファードは小さいレバーがなくなりました。
ハンドル右スポークにボタンが集約されていますので、ハンドルに手をかけたまま親指1本だけで操作ができます。
レーダークルーズコントロールは一定の速度で走行しつつ、速度の遅い車が割り込んできてもその車に合わせて減速してくれます。
停止までしてくれますよ!
優れモノですねー。
再び発進するにはアクセル操作もしくはレバー操作で走り始めます。
手元レバーで操作できるので、右足の負担がかなり軽減できますよ!
本当に止まってくれるのか?という不安もあるかもしれませんが、足元だけでも自動運転を十分実感できる機能です。
※レーダークルーズコントロールを使う時の注意点
とても優秀でペダル操作の負担を軽減してくれるレーダークルーズコントロールですが、状況下によっては上手く作動してくれない場合があります。
・前を二輪車が走っている時
・前に停車している車両がある時
・前者が急ブレーキを踏んだ時
これらの状況では、作動しないおそれがあります。
レーダークルーズコントロールは前車の動きを認識するものです。
信号は認識してくれないので、自車が先頭の場合赤信号でも止まってくれません!
なので一般道での使用はできないという認識でいてください。
あくまで高速道路や自動車専用道路での使用にしておきましょう。
油断せず、いつでもブレーキを踏めるような心構えでいることが大事ですね。
※自動でブレーキ&ハンドル操作をアシスト
アルファードには他にも安全に配慮した安心できる機能がついています。
いずれも設定のON/OFFは、ハンドルについている←、→、↑、↓ボタンでできますよ。
メーター中央のマルチインフォメーションディスプレイを見ながら、カーソルを動かしていけば設定できます。
・リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
バック中に後ろを横切る人や車を感知して警告音で知らせてくれます。
・プリクラッシュセーフティシステム
前を走る車に追突しそうな時、横断する歩行者、自転車にぶつかりそうな時、警告音で知らせてくれるうえ、自動でブレーキまでかけてくれます。
・レーントレーシングアシスト[LTA]
車線をはみ出しそうな時、ハンドル制御してくれます。
これらの機能は安心できるので、常にONにしておくのがオススメです!
アクセル、ブレーキに加え、ハンドル操作までやってくれたら自動運転が実現する日も近いかも?と感じさせてくれます。
アルファードの自動運転のやり方【まとめ】
前車に追従してくれるレーダークルーズコントロールですが、過信は禁物です。
常にブレーキを踏めるようにしておきましょう。
設定のやり方は、ハンドルについている小さいレバーとボタンでできます。
その他の安全機能もアルファードにはついています。
危険を検知して警告音で知らせてくれる、リヤクロストラフィックアラート[RCTA]。
前方の危険を検知して自動ブレーキをかけてくれる、プリクラッシュセーフティシステム。
ハンドル操作を支援してくれる、レーントレーシングアシスト[LTA]。
便利で安心な機能ですが、いずれもドライバーの支援にしか過ぎません。
最終的にはドライバー自身が安全運転に努めましょう!
いつになるかは分かりませんが、いずれは車も完全な自動運転になると予想されます。
無事故で安全な未来になることに期待したいですね。