ディーラーの休みの曜日はいつ？平日や意外な連休が休みになる理由！

あなたの行きつけのディーラーの定休日は何曜日ですか。

多くのディーラーは水曜日を中心に平日のお休みが多いですよね。

一般的な企業の定休日は土・日曜日がお休みですが、展示会をしているディーラーは営業中です。

今回水曜日を中心に平日に定休日を設けている理由、土・日曜日や祝日のディーラーはお休みにならないのかを解説したいと思います。

ディーラーの年間休日はどれくらい？

ディーラーの休みは一体どのぐらいあるか知っていますか。

年間休日は約110日前後と言われています。10年ほど前のディーラーの多くは105日前後でしたので、約5日間増えたことになります。

理由としては働き方改革によるものや、新卒採用時から休日数が少ない企業に応募がする学生が少ないことがあげられます。

特に人手不足も相まってディーラーでも年々休日数を増やす傾向です。

ディーラーの休みは何曜日？

ディーラーの多くは平日が定休日となっています。

国内主要メーカー系のディーラー定休日をまとめました。

定休日はメーカーによって違いますが、月曜から水曜日に定休日が集中しています。
また週休２日制のディーラーであれば定休日＋1日がスタッフのお休みになります。

どうしてディーラーでは平日休みが多いのか？

土日曜日が休めない理由とは

土・日曜日と祝日はディーラーにとって稼ぎ時です。土日曜日が休みの一般的な企業とは違い、新車商談やメンテナンス入庫などで最も来場者数が多くなるからです。

また営業マンも特別な用事がない限りは休みません。土日祝日だと顧客との商談約束を取り付けたり、新規来場者も多く、成約に繋がる商談が多くなるからです。

平日が休みの理由とは

先ほど述べたようにディーラーは土・日曜日を定休日にするわけにはいきません。

そうなると、月曜日から金曜日のどこかで休みを取る必要があります。

多くのディーラーの定休日は水曜日に集中しています。理由としては、木曜・金曜日は週末に向けての来場呼び込みや展示会に向けての準備に当てる必要があります。

月曜日は土・日曜日の後処理のためです。週末来場した見込み客の後追いで商談になるケースや成約したお客さんの後処理です。例えば登録書類や車庫証明の提出準備などをするためです。

そのため水曜日を中心に火曜日などを定休日にするがディーラーが多いからです。

これは余談ですが、火曜日や水曜日にお休みする別の理由もあります。

火曜日休みは「火の車にならない」水曜日休みは「契約が水に流れない」と言うゲン担ぎの意味もあります。

営業マン時代に言われたことがありました。あくまでもゲン担ぎだとは思いますが・・・

土日祝日は休めないの？

土・日曜日はほとんど休めない

土・日曜日はどうしても来場者数の多さと実績を上げるチャンスなので、土・日曜日は休めないことが多いです。

営業マンの頃も家族の事情や冠婚葬祭ぐらいで休みを取るぐらいでした。

また販売会社は「来場組数」「商談回数」「試乗・見積・査定」など営業マンがどれだけ営業活動をしてきたかを確認していることがあります。

特に週末などは要チェックしているため営業マンとしてもなかなか休みにくいのもあります。

大型連休はなぜディーラーが休む？

稼ぎ時の土・日曜日と祝日は休みがありません。

しかしながら、祝日の中でもゴールデンウイークやお盆、年末年始の大型連休は、お店の連休を設けるディーラーが多いです。

来場者数や売り上げも上がるはずの大型連休に休みになる理由はなんでしょうか。

ディーラーの休みの曜日はいつ？【まとめ】

基本的には土・日曜日は展示会などを開催しているためお休みなることはありません。

むしろ稼ぎ時に休みをとるディーラーは今の国内にはほとんどないでしょう。

一方で、平日も週末の展示会の見込み客の後追い、週末までに次回の商談スケジュールや展示会準備などが忙しくなるため、結果的に水曜日がお休みのディーラーが多いのが理由です。

平日にしかディーラーに行けない（特に水曜日にしかいけない）お客さんにとってはデメリットになることも多々あります。

スタッフは週休2日制度があるためどこかでお休みになりますが、ディーラー店舗は1週間に1度だけのお休みですので、お客さんには迷惑を掛けない程度にはなっています。