エンジンオイルの酸化の見分け方は?原因や色、保存期間から解説!

エンジンオイルが酸化すると、新しいエンジンオイルの半透明の色がだんだん濃くなっていって最終的にはどす黒くなってしまいます。

ですから、エンジンオイルの酸化の見分け方は、エンジンのオイルゲージをぬいてそのエンジンオイルの色がどれくらい黒くなっているかをみて判断できるようです。

自動車メーカーによってエンジンオイルの交換時期は異なりますが、一般的には1年または1万キロが推奨されているようです。

それでは、エンジンオイルの酸化の見分け方などを原因、色、保存期間から解説していきます。

エンジンオイルの酸化原因は?

エンジンオイルが酸化する原因は、空気との接触、時間の経過、そして熱にあるようです。

新しいエンジンオイルを入れる段階で空気に触れますし、つぎのオイル交換時期までの長い時間が経過しますので、酸化は進んでいきます。

エンジンを高回転で動かし続けた場合は、エンジンオイルも高温にさらされますので、エンジンオイルの酸化がさらに進んでいきます。

市販されているエンジンオイルは、普通自動車用の4ℓ缶や軽自動車用の3ℓ缶などがありますが、それらを購入して自分でエンジンオイル交換などをする場合は、余ったエンジンオイルは使っていなくても酸化が進んでしまいます。

エンジンオイルには酸化防止剤が含まれていますが、それでも空気に触れて酸化し、空気中の水分が混入して劣化してしまいますので、密封した状態で、直射日光を避けて冷暗所での保管が必要になってきます。

エンジンオイルの酸化の見分け方は色!

エンジンオイルが酸化すると、新しいエンジンオイルの半透明の色がだんだん濃くなっていって最終的にはどす黒くなってしまいます。

ですから、エンジンオイルの酸化の見分け方は、エンジンのオイルゲージをぬいてそのエンジンオイルの色がどれくらい黒くなっているかをみて判断できるようです。

オイルゲージでオイルの色を確認した場合、オイル交換前のエンジンオイルは酸化で黒っぽく変色していると思います。

しかし、同じ黒っぽい色でも、まだ粘り気があって細かなゴミなどがあまり目立たないのであれば、少々黒っぽくなっていてもまだ新しいエンジンオイルに交換しなくても大丈夫なようです。

エンジンオイルの酸化は保存期間の違い?

未開封のエンジンオイルの場合は、エンジンオイルの組成などによって寿命にバラツキがありますが、保存期間は3年とも10年とも言われているようです。

また、開封したエンジンオイルの場合は、その保存期間は一般的には6か月程度と言われているようです。

モータースポーツなどで使用される高性能エンジンオイルの中には、吸湿性の高いものがあり、水分が混ざると乳化しやすく、また空気中の酸素に触れると酸化しやすいので保存期間がさらに短くなるものもありますので、さらに注意が必要になってきます。

余ったエンジンオイルは、開封した時点で空気に触れて酸化が始まっていますので、エンジンオイルの量や色などをみながら、6か月以内で使用してください。

エンジンオイルの酸化の見分け方は?原因や色、保存期間から解説!【まとめ】

エンジンオイルの酸化の見分け方などを原因、色、保存期間から解説してきました。

エンジンオイルの酸化は、エンジンオイルを交換した時点から始まります。

自動車メーカーによってエンジンオイルの交換時期は異なりますが、一般的には1年または1万キロが推奨されていますので、推奨通りにエンジンオイル交換をすれば問題ないと思います。

また、動植物系の高性能エンジンオイルを使用したい場合は、デイーラーなどの業者にエンジンオイルの交換を依頼するほうが後々のメンテナンスも含めていいと思います。

自分で簡単にできることは、自宅などでエンジンのオイルゲージを引き抜いて、量やその色をみてエンジンオイルの酸化の具合を確認してあげることだと思います。

エンジンにとって、エンジンオイルはなくてはならないものなので、しっかりと管理してあげてください。

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