マークXは初代120系(2004年11月〜2009年9月)、2代目130系(2009年10月〜2019年12月)まで生産され、現在は販売終了となっています。
グレード展開は初代、2代目ともに内装や足回り、安全装備などの差で大別するとベースグレードの「G」、上級グレードの「プレミアム」が基本となっています。
一体、装備や価格にどれくらい差があるのでしょうか?
本記事ではGとプレミアムの新車販売時の価格差と評価について述べ、中古で選ぶ場合、どちらのグレードがベストバイなのか述べます。
マークXのプレミアムの違いとは?
マークXは初代、2代目と共通してベースグレードの「G」、より装備が充実した上級グレードの「プレミアム」に大別されます。2代目ではさらにスポーティーグレードの「S」が加わっています。
初代のグレード展開・価格を大別を大別すると
3000cc:300G(338万円)、300Gプレミアム(371万円)。
一方2代目は、
3500ccは350S(377万円)、プレミアム(408万円)
※各種パッケージ仕様車、特別仕様車、限定生産車除く。
※初代グレードは2500ccでプレミアムグレードは選択できない。
※2代目の3500ccではGグレードは存在しない。
※プレミアムは2016年11月マイナーチェンジでRDSに変更。
※4WDは初代、2代目ともに2500ccのみ、fourとして設定あり。
「プレミアム」VS「G」〜どちらかが買いか?
初代では3000ccでしか選択の余地がなかった「プレミアム」というグレードですが、2代目になると2500ccでも選択可能。
いずれにしても、プレミアムとGとの間には30万程度の差があります。この差は価値のある差なのでしょうか?
この辺りは、評価が分かれるところだと思います。
現在250Gを所有する筆者個人的な見解は、プレミアムとGの差は一部内装や足回りの違いだけ。価格の安いGグレードを購入して、浮いたお金をカスタムや今後の修理費に充てる方が賢いのではないでしょうか。
内装はプレミアムになるとハンドルが木目調になったり、シートがアルカンターラになったりと豪華にはなりますが、豪華さならベースグレードでも十分に堪能できると思います。
シートカバーをつけるだけで質感が高まる
ただベースグレードのファブリック調シートはさすがに質感が低すぎるので、私はシートカバーをつけました。
これだけでも車内の質感は一気に高まります。
筆者はこれを付けました。
https://www.auto-acp.com/markx/products/clazzio/seatcover/detail1290.html
また、マークXはもともとのフォルムが流線型でかっこいいので、少し外装をいじるだけでとてもカッコよくなります。
筆者は19インチホイール、モデリスタエアロを装着しました。
ローダウンはしていませんが、マークXはもともと車高が低め。
エアロを装着し大径ホイールを装着するだけでもかなり低く、かっこよくみえます。リアのスモークを貼るとバッチリ決まります。
逆に何もしないと、法人車のようになってしまいます。
このように、少しイジるだけでもマークXはカッコよくなるので、価格の求めやすいベースグレードを購入して、浮いたお金で自分なりにカスタムしたほうがいいのではないかと思います。
マークxのプレミアムとの違いは?【まとめ】
マークXのベースグレードとプレミアムの違いについて述べました。
筆者の結論は、ベースグレードのGがベストバイだと思います。
確かにプレミアムとは細かい内装や足回りに差があるものの、その内装や足回りを自分なりにカスタムしたほうが楽しめるのがマークXではないでしょうか。
シートカバーをつけ、ホイールを純正から社外品のものに変え、足回りはローダウンしても良いですし、スポーティーな社外サスを取り付けても走りは激変するでしょう。
いくら豪華なプレミアムグレードを買っても、純正のまま何もしないと、法人車のようになってしまいます。
手頃な価格で入手できるベースグレードをカスタムして自分なりにカッコ良いマークXを仕上げてはいかがでしょうか。