ウオッシャー液といっても、多くの種類があります。
(1)一般的な洗浄効果のあるもの
(2)撥水効果のあるもの
(3)油膜取り効果のあるもの
(4)寒冷地での凍結防止効果のあるもの
(5)頑固な虫取り効果のあるもの
さらに、これらのウオッシャー液には、本来、薄めて使わない原液タイプ、薄めて使う希釈タイプがあります。
薄めて使う希釈タイプは薄めて使うのが当然なのですが、本来薄めて使わない原液タイプのウォッシャー液を水で薄めることはどうなのか解説します。
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ウオッシャー液(原液タイプ)を水で薄めるのは、どうなのでしょうか?
ウオッシャー液(原液タイプ)は、本来、水で薄めずにそのまま使用するのですが、水で薄めて使用しても大丈夫です。
水でかさましできて、ウオッシャー液(原液タイプ)の節約にもなると思います。
しかし、薄めることで、そのウオッシャー液の持っている効果を十分に発揮させることができなくなってしまいます。
また、薄めることで、ウオッシャー液のアルコール成分が薄くなり、凍りやすくなりますので、十分注意してください。
もともと水で薄めて使うウオッシャー液(希釈タイプ)もあります!
このウオッシャー液(希釈タイプ)の製品ラベルには、2倍希釈、3倍希釈とか表記されていますので、その範囲内で使用してください。
その希釈倍数をさらに薄めて使用することもできます。
ウオッシャー液(希釈タイプ)の節約になるとは思いますが、濃い目に使用するのは問題ないようですが、もったいないからと薄めすぎると、当然、ウオッシャー液の効果が、なくなりますので気を付けてください。
ウオッシャー液を薄めて使う方法
ウオッシャー液が減ってきたので、補充する場合、使用しているのと同じウオッシャー液を使用するのが、基本だと思います。
手間のかからないウオッシャー液を薄めて使う方法を、ご紹介します。
それは、水だけを補充していき、ウオッシャー液の効果が薄れても気にせず、ウオッシャー液が水だけになった時に、その水を抜いて、新しいウオッシャー液を使用する方法です。
さらに、水だけ補充するのも手間だと思う方は、ウオッシャー液が出なくなるまで、補充せずに使用しても自己責任においていいと思います。
ウオッシャー液が完全になくなってから補充する場合は、今まで使用していたのと同じウオッシャー液を使用するのが、基本だと思います。
今まで使用していたウオッシャー液を別の効果のあるウオッシャー液に変える場合には、念のため水で洗浄してウオッシャータンクを空にしてから、新しいウオッシャー液を、ウオッシャータンクに入れてください。
違うウオッシャー液が混ざると、ウオッシャー液のホースや噴射ノズルが詰まったりする場合があるので、注意してください。
特に、撥水効果のあるウオッシャー液と油膜取り効果のあるウオッシャー液は、お互いにそれぞれの効果を打ち消してしまうので、絶対に混ぜないようにしてください。
ウオッシャー液を薄めて使用する方法で、寒冷地での凍結防止効果のあるウオッシャー液を薄めて使用するとき注意が必要です。
このウオッシャー液も、水で薄めるのですが、その希釈倍率で、凍結温度の調整ができます。
製品には、希釈倍率〇倍での凍結温度はマイナス〇度と表示されていますので、安全のためにも絶対に守ってください。
ウォッシャー液を薄めるのは良いの?【まとめ】
ウオッシャー液には、本来、水で薄めて使わない原液タイプ、水で薄めて使う希釈タイプがあります。
どのウオッシャー液も、水で薄めて使うことができ、水で薄めて大丈夫?と心配することは、ありませんでした!
ただし、自分でウオッシャー液の補充とかをしない方は、ガソリンスタンド等に任せてください。
私も、ウオッシャー液の補充に関して、今回の手間のかからない方法で実施してきました。
今後、ウオッシャー液の効果を見直してみようと思っています。