タイヤ交換は自分ですると危険?正しい知識を身につければ大丈夫!

「タイヤ交換を自分ですると難しい」

この悩みをかかえている人も多いはず。

タイヤ交換を教習所で習ったことなのに、パンクしたこともない。

ましてや、雪道がなく、スタッドレスタイヤを年中履かなくてもよい地域だったら、タイヤ交換は、せいぜい車検時だけでしょう。

しかし、何が起こるかわからないので、タイヤ交換を自分で出来る記事をまとめました。

「自分で作業すると、危険じゃないの?」

と言われそうですが、読んで頂くと、意外に簡単に出来るのがわかります。

どうぞ最後までお付き合いください。
それでは、どうぞ!

タイヤ交換を自分でするときは危険が伴う

タイヤ交換自体は、簡単と思いがちですが、正しい知識を身につけないと、ジャッキアップ中にタイヤが外れて事故につながる可能性があります。

また、作業が完了し、走行中にネジが緩んで脱輪して大きな事故になりかねません。

締めすぎて、ネジ山が破損なんてこともあって、タイヤ交換は意外と難しいと思うかもしれません。

しかし、正しい知識さえあれば、タイヤ交換は誰でも出来ます。

その解説を以下でまとめました。

それでは、ご覧ください。

タイヤ交換に必要な道具(スペアータイヤの場合)

何かしらの原因でタイヤがパンクした時、スペアータイヤに交換しなければいけない時が来るかもしれません。

大抵の車に、車載道具が常備されていますが、最近の車にはない場合がありますので、注意が必要です。

その必要な道具とは、最低限4つです。

・ジャッキ
・ハンドル
・ナットを回すホイールレンチ
・輪止め

ジャッキは、大きく分けて2種類あります。

1つ目は、パンタグラフジャッキ。

メリットは、コンパクトで、軽いジャッキです。これは、基本的に応急用で、今回※スペアに交換する際に使用に適しています。

デメリットは、耐久性、安定性が低く、一輪ずつしか持ち上がりません。

2つ目は、フロアジャッキ。

メリットは、ジャッキアップが簡単にできるうえ、安定性と耐久性が高い所です。

デメリットは、大きめで重いので、持ち上げるときは少ししんどいかもしれません。

しかし、スタッドレスタイヤ、夏用タイヤを年二回自分で交換するときは、ジャッキアップが簡単で、作業効率が上がるフロアジャッキをおすすめします。

タイヤ交換を自分でする方法

急なタイヤ交換が必要な時に、今回は※スペアの交換の説明をしていきます。

路面が平らな場所で作業する

ジャッキアップする上で、坂道や砂利道は不安定で、ジャッキが外れてしまう危険があります。

必ず、路面が平らなアスファルトやコンクリート舗装された場所を選んで、作業しましょう。

輪止め・サイドブレーキを忘れずに

作業中に、車が動く危険があるため、必ずサイドブレーキをかけておきましょう
輪止めがあれば、交換するタイヤの対角に輪止めし、車を動き出さないための防止をおすすめします。

ジャッキポイント

ジャッキアップする際は、ポイントが重要となります。

フロントタイヤであれば、タイヤから見て後ろ側にセット。

リアタイヤであれば、タイヤから見て前側にセット。

サイドシル(ドア横の下側)に、切り欠きや凸があるので、目で見てわかりますので、確認してセットしましょう。

セットしたら、ハンドルを使って車体が動く程度に少しジャッキアップさせて、確実にセットされているか、確認を怠らずに。

ホイールナットを緩めておく

車体を浮かせる前に、ナットを軽く緩めるだけでOKです。

手で緩まないときは、レンチを掛けて緩めます。

あくまで、緩めるだけなので、ナットを全部外さないように注意しましょう。

ジャッキアップ

セットしたら車体を浮かせましょう。

地面からタイヤが2~3㎝程度浮かせれば、作業がしやすいです。

タイヤを交換

ホイールナットを外して、タイヤを外します。

スペアータイヤを装着し、ホイールナットをホイールの座面に当たるまで手で締め込む。

次にレンチを使って軽く締め込んでいきます。

注意点は、ナットが貫通ナットタイプだったら、逆向きにつけてしまう恐れがあります。

必ず、テーパー状になった側をホイール側で締めてください。

間違えてつけてしまうと、走行中に脱輪の恐れがあり、危険です。
確実に確認を怠らずにしましょう。

車体を下ろしてナットを本締め

ジャッキダウンさせて、地面にタイヤがついたら、ナットをレンチで本締めして終わりです。

締め付けすぎると、ねじ山が痛む場合があるので、適度に締め込みましょう。

また、締める時のコツとしては、対角線上で締めていくと、うまく締められます。

長くなりましたが、以上が、自分でスペアータイヤの交換手順を解説しました。

スペアータイヤ以外でタイヤ交換

スペアータイヤ以外で、タイヤ交換するときは、タイヤのバランスも重要となります。

バランスが悪かったら、ハンドルがぶれ、車体に振動がおきます。

自分でタイヤ交換をしたなら、バランスが正常かどうかのチェックを怠らずにしましょう。

もし、気づきにくい場合は、カーショップや、車の整備場でプロの目で見てもらうようにした方が、より安全です。

タイヤ交換を自分するのは危険?【まとめ】

今回は、「タイヤ交換は自分ですると危険?正しい知識を身につければ大丈夫!」というテーマで記事にしました。

もう一度おさらいすると

1、タイヤ交換は、間違った手順で行うと危険
2、タイヤ交換は、正しい知識をつけると誰でも出来る
3、タイヤのバランス調整も重要

この3つのポイントを抑えると、パンクした時、あるいは自分で年二回のタイヤ交換に困らないでしょう。

もし、JAFやロードサービスが呼べないときに、自分で対処できる方法を知っていれば、怖くはありません。

さしたる自分も、再度勉強になったので良かったです。

それでは、また!

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