バッテリー上がりの原因として次のことが考えられます。
・半ドアなどの消費電力の増加
・停車中エンジンをかけずにエアコン使用
・長期間運転しない場合の自然放電
・バッテリーの寿命
ですから、車のバッテリー上がりとは、バッテリーの蓄電量が不足して、セルモーターも動かずエンジンがかからなくなってしまった状態のことです。
セルモーターが動くのに、エンジンがかからない場合は、バッテリー上がりとは別のガス欠や燃料ポンプの故障、オルタネーターの故障なども考えられます。
その場合は、自分で判断せずに業者等に連絡して点検や修理をしてもらってください。
それでは、車のバッテリー上がりの直し方の自分でできる応急処置の方法について解説していきます。
車のバッテリー上がりの直し方の自分でできる応急処置
車のバッテリー上がりが起きてしまった場合、自分でできる応急処置の方法を解説します。
カー用品店などで販売しているジャンプスターター機能付きのバッテリー充電器を使用する方法です。
ジャンプスターター機能を使用するには、その充電器の赤のケーブルを車のバッテリーのプラス端子につなぎ、黒のケーブルを車のマイナス端子につなぎその充電器の電源を入れてからエンジンをかけます。
しばらく待ってエンジンをかけたまま、黒のケーブルを車のバッテリーのマイナス端子からはずしてから赤のケーブルを車のバッテリーのプラス端子から外してください。
そのあと、30分以上運転するか、エンジンをかけたままにしてください。
次に、ジャンプスターター機能付きのバッテリー充電器など持っていない場合は、他の車に助けてもらう方法です。
その方法は、ジャンピングスタートという方法です。
この方法は、ブースターケーブルという専用のケーブルが必要です。
そのケーブルのつなぎ方は赤のケーブルを自分の車と助けてもらう車のバッテリーのプラス端子につなぎ、黒のケーブルをそれぞれのマイナス端子につなぎ、エンジンをかけます。
しばらく待ってエンジンをかけたまま、それぞれの車から黒のケーブルをバッテリーのマイナス端子からはずしてから赤のケーブルをバッテリーのプラス端子から外してください。
そのあと、30分以上運転するか、エンジンをかけたままにしてください。
助けてもらった車の方への感謝も忘れずに!
別の方法
車のバッテリー上がりの直し方の自分でできる別の方法を解説します。
バッテリー上がりを今すぐに直さなくてもいい場合には、バッテリー充電器を持っていれば、バッテリーを充電する方法です。
通常は、5~8時間程度で充電できますので、充電後、30分以上運転することをおすすめします。
ただし、バッテリー上がりでセルモーターが回らない場合は、バッテリー充電器で充電できないこともあります。
バッテリー上がりをしたバッテリーは、寿命が短くなる可能性もありますので、業者等に相談してみてください。
車のバッテリー上がりを予防する方法は?
バッテリー上がりが起これば、直し方もいろいろな方法があり手間のかかる作業が必要になってきます。
そこで、バッテリー上がりを予防する方法を解説します。
車のためにも、定期的に運転してください。
車は、エンジンがかかっていればバッテリーが充電されますので、30分以上運転することをお勧めします。
定期的に車を運転できない場合は、バッテリー充電器で定期的に電圧等をチェックしながら充電してください。
最後はバッテリー上がりが起こる前に、定期的にバッテリーを交換する方法です。
それは、バッテリー上がりが起きてしまうと、手間や時間、コストもかかってしまいますので、バッテリーの状態をガソリンスタンド等で点検、確認してから交換してください。
車のバッテリー上がりの直し方【まとめ】
車のバッテリー上がりの直し方は、自分でできる方法もありますが、バッテリーが上がってしまうと、手間や時間、コストもかかってしまいます。
車のバッテリー上がりを起こさないために、普段から定期的に車を運転しバッテリーを充電し、バッテリーの状態を確認しながら、定期的にバッテリーを交換することが必要だと思います。