トラックのビックリマーク点灯はヤバい!?意味と対処法を解説!

車を運転している時、メーターに警告ランプが点灯した経験はありますか?

急に見たことのないランプが点灯すると不安になりますよね。

現在の車は電子制御で動いている機構がたくさんあり警告ランプの数も覚えきれないくらいあります。

トラックは荷物を積んで長距離を走るので何かのランプが点灯するとドライバーは不安になります。

今回はトラックのビックリマークについて解説します。

私がトラックのディーラーで体験した内容も交えながら詳しく解説していきます。

もしも同じような車両トラブルにあった時には思い出して冷静に行動してもらえればと思います。

トラックのメーターにビックリマークが点灯!故障の原因は!?

自動車には軽自動車から大型トラックまであり、車種によってはビックリマークの種類がいくつかある場合もあります。

トラックのビックリマーク点灯で多い故障はブレーキ系統の異常です。

ブレーキ系統の機械部分や電子制御で動く部分に異常が発生した時にランプが点灯します。

点灯しているランプの種類でどのような故障が考えられるのか、走行は大丈夫なのかがざっくりですが予測することができます。

トラックのビックリマーク点灯!赤とオレンジの色の意味は?

トラックのビックリマークには赤とオレンジの2種類があります。

色のイメージ通りオレンジよりも赤色の方が緊急度が高いです。

オレンジ色のビックリマークはブレーキの電気系統や間接的な影響で点灯するようなランプです。

間接的とはエンジンの故障やABSの故障が主原因でブレーキを作動させる本体に異常があるわけではありません。

ブレーキの制動力自体には問題ないため通常走行は可能です。

赤色のビックリマークはブレーキを作動させる本体に異常がある場合に点灯するランプです。

ブレーキオイルの洩れやブレーキ倍力装置の故障、つまり最悪の場合ブレーキが効かなくなるような故障が考えられる時に点灯します。

この場合は車両を停車して点検を行う必要があります。

トラックのビックリマークが消えない!走行しても大丈夫!?

警告灯が点灯した時は焦らずに行動しましょう。

何色のランプが点灯しているか、ブレーキの効き具合がどうなのか異常を1番感じ取れるのはドライバー自身です。

走行に支障がない状態であれば安全な場所まで車を動かしましょう。

*ビックリマークがオレンジ色の場合

走行できる可能性が高いです。

1度エンジンを切って30秒〜1分ほど放置後に再始動してみる。

これでランプが消えるようなら電気系統の故障の可能性が高いです

ビックリマークが消灯またはオレンジ色のランプが再点灯の場合は注意しながら試運転をし、走行可能であれば後ほど整備工場に持ち込みましょう。

*ビックリマークが赤色の場合

走行できない可能性が高いです。

・ブレーキオイルの量を確認する
減っている場合は洩れている可能性があるので車両を1周してブレーキ廻りや下廻りにオイル洩れがないか確認し規定量まで補充する必要があります。

オイルを補充してランプが消えた時はブレーキオイルが減らないか確認しながら試運転をしてみましょう。

・ブレーキオイルが減っていない場合
倍力装置の故障が考えられるのでブレーキが効かなくなっている可能性があります。

この時点でブレーキペダルが重く警告音も発生している可能性が高いため走行不能な状態です。

すぐに整備工場に連絡しましょう。

トラックのビックリマークについて【まとめ】

トラックのビックリマークの点灯はブレーキの故障に関係しているため他の警告灯よりも注意する必要があります。

車の故障で1番怖いのはブレーキが効かなくなることです。

最悪の状態になる前に適切な行動をしましょう。

最近はプロのトラックドライバーの中にも車の知識が全くなく基本的なことも分からないドライバーもいます。

車も人間と一緒で定期的な検査、メンテナンスが必要です。

毎日車を使用するのであれば日常点検ができるように最低限の知識は身につけておくべきです。

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