フィットのトランク容量は広い?サイズや積載量を徹底検証!

フィットはコンパクトカーの位置づけで、トランク容量が狭いのではないかというイメージをお持ちではないでしょうか?

結論からいうとフィットのトランク容量は広いです。

ミニバンやハイト系ワゴンなどの室内空間、トランク容量に特化した車種と比較すると広さで劣りますが、コンパクトカーの位置づけにある他車と比較すると広いということになります。

この記事ではフィットと類似した車種との比較をメインとし、トランクのサイズや積載量を徹底検証していきたいと思います。

フィット購入の検討をされている方への参考になると嬉しいです。

ぜひ最後までお読みください。

フィットのトランク容量について

*フィット歴代トランク容量の変遷

フィットはこれまでにモデルチェンジの度にトランク容量の広さもそれぞれに違いがあります。

まずは歴代のトランク容量と特徴を説明していきます。

・初代フィット 382リットル
発売当時コンパクトカーという位置づけでありながら同クラス他車よりも広いトランク容量を実現し話題を生みました

・二代目フィット 427リットル
先代よりも広いトランク容量を備え、3パターンの荷室アレンジが可能に。

アッパー/ロアモードは床面のラゲッジボードを持ち上げ荷室を上下に分割でき、キレイな荷物と汚れた荷物とを分けて収納できるなどの使い方ができます。

トールモードは床面のラゲッジボードを開けると底が245mm深くなり、トランクの高さが1200mmへ伸び、背の高い荷物も収納可能にします。

レギュラーモードは床下にもともと64リットルの収納スペースがあり、能常備したい荷物をしまっておくことが可です。

・三代目フィット 386リットル
トランク容量が二代目より狭くなっています。

これはテールゲートと荷室開口部の開きを変更したことに起因しています。

傾斜角度変更と開口部を垂直に近づけることでトランクへの荷物の積み下ろしをしやすくしています。

・四代目フィット 330リットル
トランク容量が歴代で一番狭くなっています。

これは後部座席の座り心地を優先した結果、トランク容量を狭くしてしまっています。

ただこのトランク容量でも同クラス競合他車よりも50リットル前後広い作りになっています。

それでは現行の四代目フィットと同クラス競合他車とのトランク容量比較をしていきましょう。

*競合他車との比較

・ノートe-power 340リットル > 四代目フィット 330リットル
・MAZDA2 280リットル < 四代目フィット 330リットル
・ヤリス 209リットル < 四代目フィット 330リットル

いずれも同クラスコンパクトカーになります。

MAZDA2、ヤリスにはかなり差をつけていますが、ノートe-powerには10リットル差で負けています。

しかし10リットル差は僅差と考えていいでしょう。

数字上ではMAZDA2が一番広いですがシートアレンジをすることで四代目フィットの方が優れています。

リアシートを倒してトランク容量をさらに広くした場合、MAZDA2はフラットにはならず折りたたんだ部分が10cm程上がってしまいます。

一方四代目フィットはフルフラットにすることができ、より多くの荷物を収納することが可能になります。

以上より四代目フィットは競合他車と比較してもトランク容量は広いといえるでしょう。

積載量

四代目フィットは実際どれくらいの荷物を収納することができるのでしょうか?

旅行やレジャーを想定し、荷物の積載量を検証してみます。

まず夫婦2人、子供2人の4人家族が2泊3日の旅行へ出かけた場合。

四人乗車しシートアレンジをしていない状態で、ボストンバッグ3ケース、中型キャリーバッグ1ケースを横並びで収納することができます。

コンパクトカーでありながら4人家族が荷物の心配をせずに旅行ができてしまいます。

次に大人2人がゴルフへ出かける想定です。

ゴルフバッグは長いのでさすがに横向きには入りません。

リアシートを両方倒してフラットシートにすると、ゴルフバッグが縦に最大で5ケースほど入ります。

二人で5ケーも運ぶことはないとは思いますが、大げさにいってそれぐらい荷物を収納することが可能です。

以上より旅行やレジャーで四代目フィットは十分に使えるトランク容量を持っているといえます。

フィットのトランク容量について【まとめ】

フィット、ここでは最新型である4代目フィットを例にとって説明してきました。

トランク容量も積載量もコンパクトカーでありながら十分すぎる車です。

日常使いやレジャーともに十分能力を発揮してくれる車だと思います。

購入の検討をされている方への参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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