アウディとベンツで迷う場合の比較方法は?安全性と故障率、値段と維持費

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世界の自動車業界では、メルセデス・ベンツ(以下、この記事ではベンツ)、BMW、アウディの3ブランドを、ドイツの「スーパー3」と呼ぶようです。

ある調査では、世界で販売される高級車の半分以上を、この3ブランドが占めています。

当然ながら、日本でも人気があり、街中でよく見かけます。

ところで、BMWには申し訳ないのですが、日本ではベンツとアウディがライバル関係にあると見なされる傾向にあります。

どちらを選ぶべきか迷うユーザーも多く、様々な比較が行われます。

そこで今回は、安全性と故障率という技術的側面、そして値段と維持費という経済的側面から、両者を比較してみたいと思います。

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目次

アウディとベンツを安全性と故障率で比較すると?

ドイツ車は、頑丈さ・丈夫さという点で定評があります。

年配の方々を中心に、国産車より優れているとお考えの方は、今も多くいます。

アウディとベンツは、ともにドイツ車を代表するブランドです。

まずは、事故に関する安全性と、丈夫さという意味での故障率を比較してみましょう。

*アウディとベンツの安全性は?

交通事故に関わった車種の網羅的なデータは、われわれ一般人がアクセスできない秘匿データです。

しかし、実は任意の自動車保険や車両保険の保険料率から、よく事故に遭遇する車種は推測できます。

その点、輸入車は保険料率が高く、加入を断られる場合さえあります。

輸入車は新車価格が高額で、保険業者も二の足を踏むというのが第1の理由ですが、第2の理由として、高級車やスポーツカーが多いことも挙げられます。

つまり、輸入車に乗りたがる人は車好きの走り屋なので、事故を起こしやすいという統計データが、どうもあるようなのです。

ただ、それはあくまでドライバーが悪いのであって、自動車メーカーや車種に罪があるわけではありません。

また、最近は安全性の意味も変化しており、事故に遭った場合の生存率ではなく、事故を回避する先進運転支援技術の優劣で比較される傾向にあります。

その意味では、伝統的に頑丈さが売りだったベンツよりも、技術革新の面でドイツ車の先頭を行くアウディを推す専門家は多いです。

*アウディとベンツの故障率は?

アウディとベンツで迷う方は、間違いなく車好きでしょう。

そうした方々は、愛車のためなら出費をいといませんから、故障しても出費自体は苦に思わないでしょう。

しかし、たとえば高速道路を走行中に故障など起こせば大事故につながりますから、経済的負担の問題ばかりではありません。

国土交通省が公表した2021年版「自動車不具合情報」によると、不具合の報告数はアウディよりベンツの方が多くなっています。

ただし、そもそもベンツは保有台数が多いので、それを分母として故障率を算出すると、ベンツが約0.015%なのに対し、アウディは約0.019%になります。

微々たる数字ではありますが、故障率の低さでは、ややベンツに軍配が上がるでしょうか。

*安全性や故障率だけを見ても判断できない!

安全性や故障率という点では、アウディもベンツも五分五分で、正直ますます迷うだけです。

先進運転支援技術に限れば、やはり専門家の間ではアウディが属するフォルクスワーゲングループの評価が高いようです。

他方で、統計データに現れる頑丈さ・丈夫さでは、ベンツが結果を出しています。

つまり、アウディもベンツもドイツを代表する優れたメーカーであり、迷う方は別の判断基準を採用する方がよいということになります。

国土交通省の資料を見ると、BMWやフォルクスワーゲンの故障率も低く、プジョーやボルボといった他国勢を引き離しています。

アウディとベンツを値段と維持費で比較すると?

ここからは、アウディとベンツで経済的負担を比較してみましょう。

先ほども言いましたが、アウディとベンツで迷う方に経済的負担の話をするのはどうかと思いますが、ファンを増やすに越したことはありません。

関心事のトップと予想される燃費と、その他の維持費について見てみましょう。

*アウディとベンツの燃費は?

燃費を比較する前に、アウディとベンツの値段を考慮する必要があります。

どんなに燃費が良くても、値段が高ければペイする期間が長くなり、あまり意味がないからです。

超高級車種に乗る人は、そもそも燃費など気にしてはいないのです。

そこで、ここではアウディとベンツの中からリーズナブルな車種を2つ取り上げ、燃費を比較してみましょう。

まずはコンパクトなハッチバックから、アウディ・A3、ベンツ・B180を取り上げましょう。

最新モデルを基準にすると、A3は300万円台から500万円台まで幅広いグレードを出していますが、B180はガソリン車とディーゼル車の区別のみで、550万円前後です。

ここではガソリン車のみ取り上げますが、A3スポーツバック30TFSIの燃費は17.9km/l、一方のB180は16.4km/lです。

次に、コンパクトSUVから、アウディ・Q2とベンツ・GLA180を取り上げましょう。

同じく最新モデルでは、Q2が500万円台なのに対し、GLA180は500万円台から800万円台と幅広くなっています。

こちらも同じくガソリン車で比較すると、燃費はQ2が15.8km/l、一方のGLA180は14.0km/lです。

このように、燃費に見る経済性という点では、値段も考えると圧倒的にアウディの方が勝るということになります。

*アウディとベンツの維持費は?

経済性という点では維持費も重要ですが、維持費は多義的な概念です。

広くは燃料代や点検・整備の工賃も含まれますので、車種それぞれ、ドライバーそれぞれとしか言えません。

ただ、先ほど見た保険料については、おおよその比較が行われ、保険業界では定説があるようです。

それによると、あくまで平均値ですし、車種によってバラつきはありますが、ベンツよりもアウディの方が自動車保険(車両保険を含む)の保険料は若干高いようです。

先ほど見たように、保険料率が高い車種は車好きの走り屋の方々に人気がある車種という場合が多いので、アウディの方が当てはまるということでしょうか。

しかし、もう1つの理由として、ベンツの方が加入台数も多いため、規模の経済で保険料が安くなっている可能性もあります。

*迷う時は直感で比較を!

すでに明らかだと思いますが、アウディもベンツも一長一短で、切り口によってどっちも優れているとか言えません。

BMWやフォルクスワーゲンもそうですが、頑丈さ・丈夫さ、あるいは経済性という点で、ドイツ車はほぼ全て世界の第一線にあります。

合理主義に走ったアメリカや日本の自動車メーカーが失った伝統とブランド価値が、ドイツ車には残っています。

その意味で、ドイツ車に興味を持たれた方は意識の高いユーザーだと思いますので、ドイツ車の中で迷うというのも贅沢なことです。

ぜひ最後は、形状(デザイン)や実用性(車庫の幅など)を基準に、直感で比較するのがよいでしょう。

ドイツ車の中だけで迷う限り、間違った買い物はそうそうないはずです。

アウディとベンツで迷う【まとめ】

今回は、アウディとベンツで迷う方を念頭に、安全性と故障率、値段と維持費という観点から比較を行ってみました。

結論は、予想通りと言うべきか、月並みと言うべきか、甲乙付けられないというものです。

もっと言えば、BMWやフォルクスワーゲン、ポルシェやMINIといったドイツ車であれば、外れを探す方が難しいでしょう。

ドイツ車を選ぶ贅沢を噛みしめながら、最後はご自分の直感を信じましょう!

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