カーナビにはゴーストタッチと呼ばれる不思議な現象が起こることがあります。
カーナビが操作していないにもかかわらず何か動いたことはないでしょうか?
まさかの幽霊?などと思いたくもなりますが、オカルトではありません。
ゴーストタッチとは、カーナビのタッチスクリーンが、ユーザーが触れていないのにもかかわらず勝手に反応してしまう現象を指します。
これは、カーナビの画面上で何らかの原因によって、ランダムなタッチ入力が発生し、意図しない操作が行われることを意味します。
例えば、カーナビの画面が勝手にズームインやズームアウトをしたり、メニューが開いたり閉じたりすることがあるのです。
この症状、実はカーナビばかりではなく、スマートフォンなどでも発生しており、タッチ式スクリーンの宿命ともいえる障害のようです。
原因や対策について確認していきます。
Contents
カーナビのゴーストタッチの原因
カーナビのゴーストタッチの原因はいくつかあります。
<画面の汚れや傷>
カーナビの画面に汚れや傷があると、タッチスクリーンが正常に機能しないことがあります。
これは、画面上の汚れや傷が、タッチ入力として誤認識されることがあるためです。
<温度や湿度>
カーナビのタッチスクリーンは、温度や湿度によっても影響を受けることがあります。
カーナビの温度が上がりすぎると、熱暴走を起こしてゴーストタッチが発生する可能性があります。
また、湿度も影響があります。
タッチスクリーンの表面に水分が付着し、ゴーストタッチが発生する可能性があります。
<電子機器の干渉>
カーナビの近くに他の電子機器がある場合、その電子機器から発生する電磁波が、カーナビのタッチスクリーンに影響を与えることがあります。
これにより、ゴーストタッチが発生する可能性があります。
<ハードウェアの不具合>
タッチスクリーンのセンサーが故障している場合、意図しない操作が行われることがあります。
カーナビのゴーストタッチの直し方
カーナビのゴーストタッチを防止するには以下のような対処をしてください。
<画面の清掃>
カーナビの画面に汚れや傷がある場合、それをきれいにすることで、ゴーストタッチの問題が解消することがあります。
画面を清掃する際は、柔らかい布を使うことがおすすめです。
<車内温度の管理>
走行中の車内では難しいですが、極力直射日光が当たらないようにし、車内温度が上がりすぎないようにしましょう
また、外との気温差が高いと、結露する可能性があります。
湿度を抑えるため、送風などではなくエアコンをONにしましょう。
<電子機器の移動>
カーナビの近くに他の電子機器がある場合、それを移動することで、ゴーストタッチの問題が解消することがあります。
<カーナビのアップデート>
カーナビのメーカーによっては、ゴーストタッチを防止するためのアップデートを実施している場合があります。
カーナビのアップデート情報は、メーカーの公式サイトなどで確認することができます。
<カーナビの修理>
対策を実施してもゴーストタッチの問題が解消しない場合、ゴーストタッチがひどい場合は、カーナビの修理が必要な場合があります。
カーナビのメーカーや販売店に連絡し、修理を依頼することがおすすめです。
カーナビのゴーストタッチとは?【まとめ】
カーナビのゴーストタッチは、非常に厄介な問題です。
掃除などで簡単に解決できればいいのですが、どうしても直らない場合は、修理や買い替えも検討対象になると思います。
車自体がどうにかなってしまうことはないので、直接的な危険はないのですが、気になってしまってわき見運転や運転を誤るなどのリスクは発生するため、気付いた場合にはなるべく早く対処してください。
また、勝手に動いても気にしないようにして運転に集中するようにしてください。