信号が見えないときは、逆光などでまぶしくて見えない、前の大型トラックが邪魔で見えない、木が視界を遮って見えないなどの場合があります。
信号が見えないときに、運転を続けることは非常に危険です!
また、信号が見えないからと言って急停車することも危険です!
ですから、そのような場合にとるべき対策を解説していきます。
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信号が逆光で見えない場合の対策
逆光でまぶしくて信号が見えない場合は、対向車の動きを見てください。
お互いが直進の場合は、それで判断できると思います。
次に、進行方向の低い位置に設置されている歩行者信号を見て判断してください。
ただし、歩車分離式の交差点は、歩行者信号が青の時に自動車の信号は赤なので注意してください。
しかし、そうした判断ができないときは、安全を確認しながら一時停止もしくは徐行をしてください。
逆光のまぶしさを防ぐためにサンバイザーを使用することもできます。
しかし、通常のサンバイザーは、まぶしさだけでなく視界も遮ってしまう場合もあります。
ですから、まぶしさそのものを防ぐには、サングラスがおすすめです!
そのサングラスも、まぶしいときにすぐつけられるといいのですが、運転しながらサングラスを探したりすると危険です。
サングラスをいつでもつけられるように工夫して準備しておいてください。
信号が前の大型トラックで見えない場合の対策
前の大型トラックが、信号のある交差点に入りそのあと続いて交差点を通過したときに赤信号に変わっていたという経験があるかもしれません。
これは、前の大型トラックの高さが前方の道路状況を見えにくくしていることが原因だと思います。
信号など前方が見えるようにするには、前の大型トラックとの間に相当な車間距離をとらないといけないのでなかなか難しいと思います。
そこで、前の大型トラックが、信号のある交差点に入り信号が見えない時は進行方向の歩行者信号を見て判断してください。
歩行者信号が青から赤に点滅していれば、交差点に進入しないで停止線で停車してください。
また、大型トラックが交差点を通過する時に信号が黄色に変わった時にハザードランプを一回または二回点滅し後続車に知らせるトラックドライバーもいるそうです。
しかし、そうした判断ができないときは、安全を確認しながら一時停止もしくは徐行をしてください。
信号が木で見えない場合の対策
街路樹の枝葉によって信号が隠れて見えない場合は、街路樹を管理する市役所などの道路管理者へ問い合わせてください。
すると、道路管理者は現地確認をして、枝葉の剪定など適切に対応してくれます。
また、道路上にはみ出した樹木は、その土地の所有者の財産となるため、基本的に道路管理者で対応できません。
その場合は、所有者に市役所などから事情を説明して剪定などを依頼することになります。
ただし、道路管理上、危険があり、緊急を要する場合は、土地所有者に断りなく道路管理者が剪定を行うことがあります。
そうした対策が実施されるまでは、安全を確認しながら一時停止もしくは徐行をしてください。
信号が見えないときの対策は?逆光や前の大型トラックの時の対策を解説!【まとめ】
信号が見えないときは、逆光などでまぶしくて見えない、前の大型トラックが邪魔で見えない、木が視界を遮って見えないなどの場合があり、その対策について解説してきました。
信号が見えないときは、交差点に進入しないで一旦停止するか、徐行することが大事です。
大丈夫だろうと安全確認ができないまま交差点に進入して大きな事故を起こしてしまうかもわかりません!
信号が見えないという状況は、非常に危険な状況であることを再認識して、一時停止や徐行をする場合も、後方確認など安全確認を忘れずに行ってください。