停止線を超えて赤信号時に直進は、進んでOK?バックするべきか解説!

停止線と赤信号はきちんと守っているでしょうか?

特に重要な要素であり、これらを無視することは危険を招く可能性が高くなるということは、意外と認識されていないと思われます。

今回は停止線についての重要な部分を見ていきたいと思っています。

信号について再確認

そんなの知ってる!という方がほとんどだと思いますが、本当ですか?

今一度、信号の本当の意味について再確認します。

※赤信号

「止まれ」だと思っている方、多いんじゃないでしょうか?

赤信号の意味は、「停止位置を越えて進んではいけない」です。

例外として赤信号になった時、右折や左折をしようとしている場合や、すでに停止位置を越えて交差点の中にいる場合は、進んでも良いとされています。

交差点の中央にいる時に、赤信号で止まってしまうと、それは危険ですし、交通を阻害することになるなためです。

ただし、無条件に進んでいいわけではなく、横断歩道の手前にいるのであれば、歩行者優先のため進んではいけません。

なお、白地に青い矢印で書かれている「左折可」の標識があるときは、信号の色を問わず常時左折可能です。

もちろん、安全に配慮することがあるのは言うまでもありません。

※黄信号

「注意して進め」なんて思ってませんか?

黄信号の意味は「止まれ」で、停止位置を超えて先に進んではいけません。

例外として黄信号になった時、すでに停止線に差し掛かっており安全に停止できない場合は、注意してそのまま進むことができます。

これを「注意して進め」だと解釈している人が多いんでしょうね。

黄色になったからといって停車するために急ブレーキをかけると、追突事故になる可能性があって、かえってリスクが高まるため、そのような規定になっています。

※青信号

最後に青信号ですが、これは大体認識通りかと思いますが、「進むことができる」ですね。

周囲の状況を確認し、安全を確保したうえで進むことが可能です。

ちなみに、「進め」という強制の意味はありません。

例外として、青でも進んではいけないケースもあります。

自転車などの軽車両や原動付自転車が、二段階右折するとき、直進方向が青信号であっても、クルマのように右折することはできません。

まずは右折地点まで直進して向きを変えて停止し、進行方向の信号が青色になるまで待つことになります。

停止線の意味

停止線とは一時停止の標識や赤信号によって「車が停止する場合の位置」を示します。

厳密にはこれを超えて止まることは違反になります。

中には交差点のかなり手前に停止線がある場合もありますが、それは大型車両が曲がってくる際に大回りする必要があるなど、右左折時の余裕を持たせるためにその位置にあるのです。

交差点直前まで進行することはできません。

もちろん、停止線に「止まれ」の意味はありません。

青信号の場合には、止まる必要なく通過することが可能です。

なお、停止線が道の半分まで引かれている時と、道の端から端まで引かれている時がありますが、この違いわかってますか?

道の端から端まで引かれている停止線は、一方通行出口のため進入禁止です。

半分までの時は対面通行可能、つまり進入禁止ではありません。

停止線を超えてしまったら

停止線は交通事情も踏まえて、赤信号や一時停止の標識に従う際に、その位置で停車するように設けられています。

少しでも超えたら原則として信号無視や一時不停止などの違反に問われます。

ただ、渋滞などの交通事情から停止線を越えて止まってしまうこともありますので、安全上、大きな問題がない場合は、黙認されている部分もあります。

では、赤信号で停車した時に、大きく停止線を超えてしまった場合、どのような行動を取るべきでしょうか。

停止線を越えて赤信号!直進は進んでOK?停止線までバックする?

まず一つはっきりしているのは、進んではいけません。

上記のように交差点に深く侵入してしまって危険がある場合にのみ、安全を確認の上、交差点外まで進行することができます。

ただし、横断している歩行者を妨害しないように注意しましょう。

では、バックして戻っていいのでしょうか?

バックすること自体には違法性はないようですが、横断歩道で歩行者が往来を始めていたり、後続車がいる場合などは安全運転義務違反になる可能性があります。

よって、原則として、その場にとどまるのが適切と言われています。

停止線を越えて赤信号!直進は進んで良いの?【まとめ】

停止線は安全に停車して待機するために引いてあります。

厳密には少しでも停止線を超えてしまうと、交差点等進入禁止違反になります。

周囲の状況からやむを得ないと判断される場合は、超えてしまっても即座に違反には問われない可能性が高いですが、黄信号になったらブレーキを踏むくらいの余裕を持った運転をして、安全運転を心がけましょう。

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